2023年もあと1ヶ月。
今年読んだ100冊以上の本のなかから、大当たり本を5冊選びました。
目次
【2023年】100冊以上読んだなかで選んだ「大当たり本」【5選】
2023年の大当たり本は、こちらの5冊▼
- 卒業生には向かない真実
- 黄色い雨
- 方形の円: 偽説・都市生成論
- ルポ 誰が国語力を殺すのか
- 百冊で耕す 〈自由に、なる〉ための読書術
① 卒業生には向かない真実
「卒業生には向かない真実」は、2023年7月に発売された海外ミステリー。
「自由研究には向かない殺人」から続く3部作の完結作です。
3部作がどう完結するのか、ワクワクしながら読みましたが…
あまりに衝撃的な展開に、口あんぐり。
手が震えながらも最後まで読み切りました。
ミステリーの枠を超えた、衝撃の作品です!
「卒業生には向かない真実」は、今年読んだミステリーで1位の作品でした!
発売順通りに読まないとネタバレ食らっちゃうので、未読の方は「自由研究には向かない殺人」からぜひ!
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【2023年7月最新】全3作のあらすじまとめ「自由研究には向かない殺人」シリーズ
② 黄色い雨
「黄色い雨」は、スペインの廃村でひとりで死を待つ男性のお話。
村も男性も死に近づいていくのですが、重苦しくありません。
それどころか、風景や心情の描き方が泣きたくなるほど美しいんです。
数行の段落が細かくつながっていく書き方も、この作品のポイント。
アルバムをめくっているような懐かしい気持ちにさせてくれます。
間違いなく何十年経っても読み継がれていく作品です。
③ 方形の円: 偽説・都市生成論
「方形の円: 偽説・都市生成論」は、36の架空の都市について書かれた本。
ふつうの都市はゼロ。どの都市も変わっています。
- 7つのフロアで格差を示す都市
- 家の取り壊しが禁止された都市
- 名前なし、存在すらも不明な都市
など、どの都市もインパクト抜群。
変わった雰囲気の本を読みたいときにおすすめの作品です!
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【お気に入り確定】登場する都市はすべて架空!「方形の円 偽説・都市生成論」
④ ルポ 誰が国語力を殺すのか
「ルポ 誰が国語力を殺すのか」は、息子がいるので気になって読んでみたルポ。
- 今の学校教育の現状
- 国語力がないことで起きる様々なトラブル
が、これでもかってくらい書かれていました。
親としては、できるだけはやく「言葉の大切さ」を伝えて、ともに学んでいきたいなと感じた1冊。
お子さんがいる方には、ぜひとも読んで頂きたい本です。
朗読を聴けるサブスク「オーディブル」でも聴けるので、スキマ時間に聴くのもアリ▼
⑤ 百冊で耕す 〈自由に、なる〉ための読書術
「百冊で耕す 〈自由に、なる〉ための読書術」は、読書術本を15冊以上読んだなかで1番よかった本。
「自分の糧となる100冊」を見つける方法が紹介されています。
内容もかなり充実しているのですが、文章がめっちゃカッコいい!
読書術としても、ブックガイドとしても、読みものとしても最高な作品。
おわりに
100冊以上読んだなかで、特に面白かった本を5冊紹介しました。
気になる本があれば、ぜひ読んでみてくださいね^^
年末年始におすすめの本も紹介しているので、よければ一緒にご覧ください▼
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【2024年に向けて】年末年始の読書におすすめの本20選