- びっくりしたい!
- 気持ちよくだまされたい!
- 「やられた」感を味わいたい!
こんな人にぴったりな「どんでん返し本」を10冊紹介します。
気になる本があれば、ぜひチェックしてみてくださいね。
目次
おすすめのどんでん返し本【10選】
私がおすすめする「どんでん返し本」は、次の10冊です。
- イニシエーション・ラブ
- 十角館の殺人
- 方舟
- medium 霊媒探偵 城塚翡翠
- 葉桜の下に君を想うということ
- 星降り山荘の殺人
- アクロイド殺し
- 殺人交叉点
- ロートレック荘事件
- オクトーバー・リスト
1冊ずつ、あらすじとおすすめポイントを紹介しますね。
① イニシエーション・ラブ
合コンをきっかけに付き合いだしたカップル。
彼らの恋愛模様が描かれた、青春小説…と、思ったら!
ラスト2行でひっくり返る、驚きのミステリー。
おすすめポイント
ラスト2行は、思考が停止するほどの衝撃です。
巻末の解説を読むと、なにが起こったのかがわかって、もう一度驚くはず。
短くてサクサク読めるので、まだ読んでない方はぜひ!
② 十角館の殺人
事件の舞台は、孤島に建てられた十角形の館。
館を訪れた大学のミステリー研究会の7人が、ひとりずつ殺されていく。
おすすめポイント
ある1行で、物語の世界が一変するミステリー。
世界が変わった後は、ページをめくる手が止まらなくなるはず。
どんでん返しも好きだけど、正統派のミステリーも好き!という人なら、きっとハマりますよ。
「十角館の殺人」は、シリーズ作品の1冊目です。もし面白かったら、2作目以降もチェックしてみてください。
関連記事:【綾辻行人】館シリーズ9作品のおすすめの読む順番とあらすじ
③ 方舟
地震で扉が岩でふさがれ、地下建築に閉じ込められてしまった9人の男女。
地震の影響で、建物はあと1週間で水没してしまう。
脱出するには、1人が犠牲になって扉を開けるしかない。
そんななかで殺人が起こる。
犠牲となり扉を開けさせるため、彼らは犯人を探しはじめる。
おすすめポイント
いろいろなミステリーランキングに入った作品。
ラストに待つどんでん返しは、息を忘れるほどの衝撃です。
あらすじや帯もネタバレの要素があるので、なにも見ずに読むのがおすすめ。
ただ、閉じ込められたり、水が迫ってくる描写が苦手な人にはおすすめできません。
関連記事:【ネタバレなし】衝撃度MAXの「方舟」はこんな人におすすめ
④ medium 霊媒探偵 城塚翡翠
推理作家の香月史郎が知人の女性と訪ねた、ある女性霊媒師。
城塚翡翠と名乗る霊媒師は、死者を視る力を持っていました。
史郎は、翡翠が視たものをもとに、ある殺人事件を解決します。
その後、殺人事件を解決していく2人は、ある連続殺人事件を調べることに。
2人は殺人犯を見つけることができるのか?
おすすめポイント
いろんなミステリランキングで5冠を獲得した作品です。
どんでん返しの衝撃も、ミステリーとしての面白さも存分に楽しめます。
読んで損はありません。
「medium」は、続編が2冊発売されています。「medium」が面白かったら、ぜひチェックしてみてください。
関連記事:【霊媒探偵 城塚翡翠】全3作の読む順番とあらすじまとめ
⑤ 葉桜の下に君を想うということ
主人公の成瀬将虎は、元私立探偵。
今は、自称・何でもやってやろう屋をしています。
知り合いの女性から、怪しい霊感商法の調査を依頼された成瀬。
そんなとき、成瀬は自殺しようとしていた女性と運命的な出会いを果たします。
おすすめポイント
ある場面から、話が一変するどんでん返し本。
最初、なにが起こったのかわからなくなりますが、だんだん理解と衝撃が体中に広がっていきます。
⑥ 星降り山荘の殺人
雪で閉ざされた山荘で起こった連続殺人。
車も電気も電話もない山荘で、誰が何のために殺したのか?
シンプルだけど、インパクト抜群の作品。
おすすめポイント
どんでん返し本のなかでも「フェア」にこだわったミステリーです。
事件のヒントは読者に明かされていますが、それでもだまされてしまうはず。
気持ちよくだまされたい人におすすめです。
⑦ アクロイド殺し
村の名士・アクロイド氏が何者かに殺された。
犯人はわからず、迷宮入りになりそうな気配…。
そんな事件を救うのは、エルキュール・ポアロ。
たまたま村に引っ越してきたポアロが見つけた、謎めいた事件の真相は?
おすすめポイント
アガサ・クリスティー作品のなかでも、かなり有名な作品です。
なので、ネットやほかのミステリーでネタバレを見ることがあります。
まだ読んでいない人は、うっかりネタバレを見てしまう前に、早めに読むのをおすすめします。
⑧ 殺人交叉点
10年前に起きた二重殺人。
別の人が捕まったけど、真犯人は「私」…。
時効直前に明かされる、事件の真相は?
おすすめポイント
1972年の作品ですが、今でも楽しめるミステリー。
シンプルだけど、どんでん返しもばっちり楽しめます。
登場人物が少なく、サクサク読めるので、海外小説が苦手な人にもおすすめ。
⑨ ロートレック荘事件
将来有望な青年たちと、美しい娘たちが集まった洋館。
惨劇の合図は、2発の銃声。
次々に殺されていく娘たち。
誰が何のために殺人を繰り返すのか?
前人未到のトリックを体験できるミステリー。
おすすめポイント
仕掛けがわかったあと、思わず読み返してしまうどんでん返し本です。
「じゃあ、あのときは?」「あのときのアレは?」読むと、いろんな疑問が湧いて混乱するはず。
物語に振り回されたいときにおすすめです。
⑩ オクトーバー・リスト
娘を誘拐された母・ガブリエラ。
隠れ家で友人を待っていると、誘拐犯があらわれた!
彼は手に持っていた銃を持ち、笑った。そして銃声が…
最終章から1章に逆行する、驚きのミステリー。
おすすめポイント
ラストから始まる、めずらしいミステリーです。
話が逆行するので、慣れるまで大変です。
けれど、最後の衝撃で大変さが全部吹き飛びます。
5章から徐々にはじまるどんでん返しに、きっと喜びのガッツポーズをするはずです。
まとめ
この記事では、おすすめの「どんでん返し本」を紹介しました。
紹介したのは、次の10冊。
- イニシエーション・ラブ
- 十角館の殺人
- 方舟
- medium 霊媒探偵 城塚翡翠
- 葉桜の下に君を想うということ
- 星降り山荘の殺人
- アクロイド殺し
- 殺人交叉点
- ロートレック荘事件
- オクトーバー・リスト
気持ちよくだまされる面白い作品ばかりなので、気になる作品があれば、チェックしてみてください。