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海外ミステリー

どこまでがフィクション?「ナイフをひねれば」【ネタバレなし感想】

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これ、どこまでがフィクションなの…?

これが「ナイフをひねれば」を読み終えたときの感想。

いや、もちろん期待通りフェアなミステリーで、当然面白かったです。

でも、今作「ナイフをひねれば」を読んだあと、作者のホロヴィッツがちょっとこわくなりました…

このページでは、「ナイフをひねれば」のあらすじはもちろん、面白かったところをネタバレなしで紹介します。

本選びの参考に、ぜひご活用くださいね!

「ナイフをひねれば」のあらすじ

「ナイフをひねれば」は、《ホーソーン&ホロヴィッツ≫シリーズの4作目。

シリーズ作品については、こちらもどうぞ▼

≫ 【アンソニー・ホロヴィッツ】おすすめの読む順番

以下、「ナイフをひねれば」のあらすじです。

あらすじ

ホロヴィッツがつくった戯曲が公演されたが、ボロクソに酷評されてしまう。

翌日、凹むホロヴィッツを訪ねてきたのは、なんと警察!

酷評記事の作者が殺され、現場の状況から、ホロヴィッツが容疑者になったとのこと。

自分はやってないのにどうして?

ホロヴィッツが逮捕されるまでのリミットは48時間。

それまでに2人は真犯人を見つけられる?

「ナイフをひねれば」の面白ポイント【2つ】

「ナイフをひねれば」で面白かったのは、とくに2つ▼

  1. さりげなく散りばめられたヒントが憎い!
  2. 想像以上に実在のものが含まれてる!

面白ポイント① さりげなく散りばめられたヒントが憎い!

《ホーソーン&ホロヴィッツ≫シリーズの作品は、どれもそうなんだけど、ヒントは全部書かれてるんです。

ほんと憎らしい!(いい意味で)

「うわ…そこにもヒントがあったのか!」っていうくらい、さりげなーく書かれてるヒントたち。

毎回探してるんだけど、見つからないね…

今回も、ホーソーンにはかないませんでした^^

面白ポイント② 想像以上に実在のものが含まれてる!

個人的に「ナイフをひねれば」は、「ある意味」シリーズ作のなかでいちばんびっくりしました。

だって、思った以上に実在のものが含まれていたから。

たとえば、作品で登場するホーソーンの戯曲「マインド・ゲーム」。

これは、1999年に本当に公演されたホロヴィッツの戯曲なんです!

じゃあ自分の戯曲を小説のネタにしたってこと?
そう!でもそれだけじゃないんだよね…

実在のものがどこにどれだけ含まれているのか?

それは、最後まで読んでのお楽しみ♪

「ナイフをひねれば」は、ミステリー要素以外に面白いところがつまった作品になってます!

ぜひぜひ読んでみてくださいね^^

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