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シリーズの読む順番

【2024年4月】ビブリア古書堂の事件手帖の読む順番と登場本を総まとめ!

2024年2月25日

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「ビブリア古書堂の事件手帖」の読む順番と、登場した作品をまとめました。

結論、「ビブリア古書堂の事件手帖」は、話がつながっているので、発売順に読むのがおすすめ!

ここからは、発売順にあらすじと登場作品を紹介します。

「ビブリア古書堂の事件手帖」全11巻のあらすじ&登場した作品

2024年4月現在、「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズは以下の11作▼

  1. ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~
  2. ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~
  3. ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~
  4. ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~
  5. ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~
  6. ビブリア古書堂の事件手帖6 ~栞子さんと巡るさだめ~
  7. ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~
  8. ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~
  9. ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~
  10. ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~
  11. ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~

7作目で一区切りとなっていて、1〜7作目はKindle版でまとめ買いができます。

① ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~

あらすじ

美人で古書の知識も豊富。だけど、人見知り。

そんな「ビブリア古書堂」の店主・栞子は、客から持ち込まれる本にまつわる謎を鮮やかに解き明かしていく。

お気に入りは、第3話「ヴィノグラードフ・クジミン『論理学入門』(青木文庫)」。

ミステリーと夫婦の絆を同時に楽しめて、胸がじんわりとあたたかくなります。

登場する作品はこちら▼

  • それから(夏目漱石)
  • 落穂拾ひ(小山清)
  • 論理学入門(クジミン)
  • 晩年(太宰治)

「それから」「落穂拾ひ」「晩年」の3冊は、簡単に入手可能です。

著:漱石, 夏目
¥506 (2024/11/20 20:06時点 | Amazon調べ)
著:小山 清
¥1,045 (2024/11/20 20:07時点 | Amazon調べ)
著:治, 太宰
¥572 (2024/11/20 20:07時点 | Amazon調べ)

② ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~

あらすじ

退院した栞子のもとに、またしても古書の謎が届く。

注意された読書感想文のワケ。蔵書の中にあるはずの、何十万もの価格になる1冊。

栞子が「クラクラ日記」を5冊も持っている理由は?

栞子さんの鮮やかな謎解きは、もちろん面白い!

さらに、大輔くんとの距離が近づいたり離れたりするのが、読んでいてもどかしい2巻ですね。

登場する作品はこちら▼

  • クラクラ日記(坂口三千代)
  • 時計じかけのオレンジ(アントニイ・バージェス)
  • 名言随筆 サラリーマン(福田定一)
  • UTOPIA 最後の世界大戦(藤子・F・不二雄)

「クラクラ日記」「時計じかけのオレンジ」「UTOPIA 最後の世界大戦」の3冊は、簡単に入手可能です。

著:坂口 三千代
¥1,056 (2024/11/20 20:09時点 | Amazon調べ)

③ ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~

あらすじ

「たんぽぽ娘」を盗んだのは誰?坂口しのぶが探している絵本はどれ?

栞子の家族についても、少しずつ明かされる。

古書にまつわる謎はありますが、栞子の家族について触れられる機会が多くなっています。

プロローグとエピローグが、かなり気に入っています。

登場する作品はこちら▼

  • 王さまのみみはロバのみみ
  • たんぽぽ娘(ロバート・F・ヤング)
  • 春と修羅(宮澤賢治)
著:イソップ寓話, イラスト:ななほし, 編集:YellowBirdProject, その他:YellowBirdProject
¥183 (2024/11/20 21:25時点 | Amazon調べ)
著:ロバート・F・ヤング, 翻訳:深町眞理子, 翻訳:山田順子, その他:伊藤典夫
¥812 (2024/11/20 21:33時点 | Amazon調べ)
著:宮沢 賢治
¥110 (2024/11/20 21:33時点 | Amazon調べ)

④ ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~

あらすじ

江戸川乱歩の膨大なコレクションを譲る代わりに、ある金庫を開けてほしいと依頼された栞子。

金庫の暗証番号は?そして、なかには何が入っているのか?

ついに栞子の母・智恵子が登場しますね。

江戸川乱歩の作品が多く登場するので、乱歩ファンは必見。

乱歩作品のトリックが明かされるものもあるので、未読の方は要注意です。

登場する作品はこちら▼

  • 孤島の鬼(江戸川乱歩)
  • 少年探偵団(江戸川乱歩)
  • 押絵と旅する男(江戸川乱歩)
著:江戸川 乱歩, 監修:落合 教幸
¥935 (2024/11/20 21:36時点 | Amazon調べ)
著:江戸川 乱歩
¥1,408 (2024/11/20 21:38時点 | Amazon調べ)

⑤ ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~

あらすじ

大輔からの告白に「待ってほしい」と返事をした栞子。そのワケは?

返事保留のまま、ビブリア古書堂で働き続ける2人。

そんななか舞い込んだ依頼によって、栞子はある決意をする。

ぎこちない2人が読んでいてほほえましい1冊です^^

登場する作品はこちら▼

  • 愛のゆくえ(リチャード・ブローティガン)
  • 雑誌「彷書月刊」
  • ブラック・ジャック(手塚治虫)
  • われに五月を(寺山修司)

「愛のゆくえ」「ブラック・ジャック」「われに五月を」の3冊は、簡単に入手可能です。

著:リチャード ブローティガン, 原名:Brautigan,Richard, 翻訳:日出夫, 青木
¥946 (2024/11/20 21:39時点 | Amazon調べ)
著:寺山 修司
¥1,783 (2024/11/20 21:40時点 | Amazon調べ)

⑥ ビブリア古書堂の事件手帖6 ~栞子さんと巡るさだめ~

あらすじ

太宰治「晩年」を奪おうとし、栞子にケガをさせたあの男が再び現れた。

ただし、今度は依頼者として。

依頼内容は、別の「晩年」を探すこと。太宰の署名はないが、直筆の書き込みがあるとのことだが…

まさか「晩年」のあの人が再登場!

過去の作品よりも、シリアス度が高めの作品です。

登場する作品は、太宰治「晩年」▼

著:治, 太宰
¥572 (2024/11/20 20:07時点 | Amazon調べ)

⑦ ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~

あらすじ

シェイクスピアのファースト・フォリオ。

6億円で落札されたこともあるその本をめぐり、栞子は入札に臨む。

栞子は仕掛けられた罠を見破れるのか?

栞子編の完結作です。

ラストの入札の場面は、シリーズでいちばん興奮しました!

今作では、特定の作品は登場しません。

シェイクスピアで有名なのは「ロミオとジュリエット」ですね。

「ハムレット」も読みやすくて面白かったです。

KADOKAWA
¥770 (2024/11/20 21:43時点 | Amazon調べ)
著:シェイクスピア, 翻訳:河合 祥一郎
¥726 (2024/11/20 21:43時点 | Amazon調べ)

⑧ ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~

あらすじ

栞子が、大輔との娘・扉子に、古書にまつわる謎を語っていく。

見た目も本好きなところも、栞子にそっくりな扉子がひらく新たなシリーズ。

栞子と大輔の娘が登場する、新シリーズ!

シリーズに登場した人物のお話が読めるので、ファン必見です。

登場する作品はこちら▼

  • からたちの花(北原白秋)
  • 雪の断章(佐々木丸美)
  • 王様の背中(内田百閒)
著:北原 白秋
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著:佐々木 丸美
¥968 (2024/11/20 21:45時点 | Amazon調べ)
著:内田 百けん
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⑨ ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~

あらすじ

この世に存在しないはずの本が盗まれた、らしい。

横溝正史の作品と、迷宮入りした事件との関係は?

横溝正史の作品と、幻の作品「雪割草」が登場する1冊。

横溝正史といえば「金田一耕助シリーズ」が有名ですね。

「金田一耕助シリーズ読んでみたいな」

という方は、【保存版】「金田一耕助シリーズ」おすすめの読む順番まとめ【20作品】を参考にしてみてください。

登場する作品は、こちら▼

  • 獄門島(横溝正史)
  • 雪割草(横溝正史)

幻と言われた「雪割草」ですが、ついに文庫化されました!

著:横溝 正史
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著:横溝 正史
¥1,148 (2024/11/20 21:48時点 | Amazon調べ)

⑩ ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~

あらすじ

孫が相続するはずの本を、祖父がすべて売ろうとするワケは?

栞子の知らないところで、智恵子と扉子が近づいていく…

「次作以降、ちょっとイヤな展開になりそうだな~」と感じてしまう1冊。

扉子が、栞子以上の可能性を秘めているので、智恵子としては何としても味方に引き入れたいのかも。

続きが気になるけど、読むのが怖いな。

登場する作品はこちら▼

  • 通俗書簡文(樋口一葉)
  • ドグラ・マグラ(夢野久作)
著:樋口一葉
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著:夢野 久作
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⑪ ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~

あらすじ

謎多き「鎌倉文庫」と夏目漱石の作品。

扉子・栞子・智恵子、それぞれが鎌倉文庫と漱石の名著の秘密に迫っていく。

前作からのイヤな展開はなく、安心して読める作品です。

見どころは、なんといっても智恵子の章!

ずっと謎だった智恵子の過去が、ついに明かされます。

登場する作品はこちら▼

  • 坊ちゃん
  • 道草
  • 吾輩は猫である

「坊ちゃん」について、厳密に言うと「鶉籠(うずらかご)」という作品が登場するのですが、ほぼ「坊ちゃん」についてのエピソードとなっています。

著:漱石, 夏目
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おわりに

「ビブリア古書堂の事件手帖」について紹介しました。

ついに智恵子の過去が明らかになった最新刊。

扉子と智恵子の関係はどうなるのか?栞子は娘を守れるのか?

まだまだ見逃せないシリーズです!

-シリーズの読む順番