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おすすめ本まとめ

【保存版】面白いミステリーシリーズおすすめ15選

2024年4月4日

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  • 面白いミステリーシリーズを読みたい
  • 自分の好みに合ったシリーズを探してる
  • 最初に読むのにおすすめの本も知りたい

こんな方向けに、面白いミステリーシリーズを集めてみました。

シリーズの雰囲気や特徴も紹介しているので、本選びの参考にしてくださいね。

【保存版】面白いミステリーシリーズおすすめ15選

おすすめのミステリーシリーズは、こちら▼

  1. 金田一耕助シリーズ
  2. ミス・マープルシリーズ
  3. 国名シリーズ
  4. 自由研究には向かない殺人シリーズ
  5. 百鬼夜行シリーズ
  6. 館シリーズ
  7. S&Mシリーズ
  8. 霊媒探偵 城塚翡翠シリーズ
  9. ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ
  10. ワシントン・ポーシリーズ
  11. ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ
  12. 八咫烏シリーズ
  13. ビストロ・パ・マルシリーズ
  14. 古典部シリーズ
  15. 理瀬シリーズ

① 金田一耕助シリーズ【完結済み】

金田一耕助シリーズは、こんなシリーズ▼

  • 作者:横溝正史
  • 長編は全22作品(角川文庫)
  • ほかにも短編がたくさんある
  • ドロドロとしたムードと事件が魅力

金田一耕助シリーズの魅力は、なんといっても「ドロドロ感」

人間関係のドロドロに、事件に漂うドロドロ。

爽やかさゼロなのが、ミステリー好きにはたまらない魅力です。

最初の1冊は、「本陣殺人事件」か「悪魔の手毬唄」がおすすめ。

読む順については、【保存版】「金田一耕助シリーズ」おすすめの読む順番まとめ【20作品】でくわしく紹介しています。

おすすめ① 本陣殺人事件

「本陣殺人事件」は、こんな作品▼

  • 金田一耕助の初登場作品
  • 密室殺人
  • ほかにも2作品が収録

「シリーズを最初からじっくり読みたい」という方におすすめなのが、「本陣殺人事件」。

金田一耕助の初登場作品で、シリーズ特有のドロドロ感も楽しめます。

中編なので、「いきなり長い話はキツい…」という方にもぴったり。

おすすめ② 悪魔の手毬唄

「悪魔の手毬唄」は、こんな作品▼

  • 見立て殺人
  • 村に伝わる手毬唄が怖い
  • ミステリー要素が盛りだくさん

村に伝わる手毬唄になぞらえて、娘たちが次々に殺されていく、というミステリー。

手毬唄、見立て殺人、怪しさ満点の老婆、過去に起きた殺人事件と、ミステリーの面白い要素がふんだんに詰まった作品。

「読みやすくて面白い金田一耕助作品を読みたい」

こんな方におすすめです。

② ミス・マープルシリーズ【完結済み】

ミス・マープルシリーズは、こんなシリーズ▼

  • 作者:アガサ・クリスティー
  • 全13作品
  • 抜群の観察眼で謎を解く、安楽椅子探偵
  • トリックより、心理重視のミステリー

ミス・マープルシリーズの魅力は、心理重視のミステリーってところ。

奇抜なトリックはありませんが、人の心理や行動を分析し、鮮やかに謎が解かれていきます。

昔も今もこの先も、色褪せない面白さをもつシリーズです。

最初の1冊は、短編集の「火曜クラブ」か、長編の「予告殺人」がおすすめ。

読む順については、【全13作】ミス・マープルシリーズを最後まで楽しく読める順番を紹介【読破ずみ】でくわしく紹介しています。

おすすめ① 火曜クラブ

「火曜クラブ」は、こんな作品▼

  • ミス・マープルの初登場作品
  • 13の短編が収録されている
  • 安楽椅子探偵の魅力がたっぷり
  • 前半・後半で登場人物が変わるので、最後まで飽きずに読める

メンバーがそれぞれ謎を出題しあう、という火曜クラブ。

出題されるさまざまな謎を、ミス・マープルが鮮やかに解いていく姿が、とてもかっこいいです。

「シリーズを最初からじっくり読みたい」

「自分に合うか短編でチェックしたい」

こんな方におすすめです。

おすすめ② 予告殺人

「予告殺人」は、こんな作品▼

  • シリーズで人気の高い作品
  • 新聞の広告欄に殺人予告
  • 他作品とのつながりはなく、順番関係なく読める

新聞に載った殺人予告が、現実に起こってしまった、というミステリー。

ミス・マープルシリーズのなかでも人気が高く、私もシリーズでいちばん好きな作品です。

ほかのシリーズ作とのつながりがないので、「予告殺人」からミス・マープルシリーズに入ってもOK。

「シリーズのなかでも特に面白い作品を読みたい」

こんな方におすすめです。

③ 国名シリーズ【完結済み】

国名シリーズは、こんなシリーズ▼

  • 作者:エラリー・クイーン
  • 全13作品
  • 謎を解く手がかりは読者にすべて提示
  • 読者への挑戦状あり
  • 論理的に謎を解くミステリー

読みながらいっしょに推理でき、手がかりをもとにした論理的な推理を楽しめるのが、国名シリーズの魅力です。

冷静沈着なだけではなく、犯人に振り回される探偵のエラリーが、読んでいてとても楽しいシリーズ。

「クールに推理する探偵が好き」

「自分も推理しながら読みたい」

こんな方におすすめです。

最初の1冊は、「ローマ帽子の秘密」か、「エジプト十字架の秘密」がおすすめ。

国名シリーズの読む順は、【保存版】エラリー・クイーンの国名シリーズ全9冊の読む順番を紹介でくわしく紹介しています。

おすすめ① ローマ帽子の秘密

「ローマ帽子の秘密」は、こんな作品▼

  • エラリーの初登場作品
  • ミステリーの完成度はシリーズNo.1

劇場で悪徳弁護士が殺され、なぜか彼のシルクハットがなくなっていた、というミステリー。

探偵役であるエラリーの出番は少ないですが、犯人の見つけ方や捕まえ方がカッコよく、ミステリーとしての完成度が高い作品です。

「最初から順に読みたい」

「面白い作品から読みたい」

こんな方におすすめです。

おすすめ② エジプト十字架の秘密

「エジプト十字架の秘密」は、こんな作品▼

  • サスペンス要素が強め
  • 猟奇的なシーンもあり
  • スピード感あるミステリー

「派手なミステリーが好き」

こんな方は、「エジプト十字架の秘密」がおすすめ。

シリーズのなかでいちばんテンポが良く、派手な事件です。

ただ、ほかの作品より、サスペンス要素が強く、猟奇的なシーンもあるため、人を選ぶ作品でもあります。

④ 自由研究には向かない殺人シリーズ【完結ずみ】

自由研究には向かない殺人シリーズは、こんなシリーズ▼

  • 作者:ホリー・ジャクソン
  • 全4作(うち1作は前日譚)
  • さまざまなミステリーランキングで上位を獲得
  • ネットやSNSを駆使して謎を解く今どきミステリー

ネットをバンバン使って謎を解くのが、自由研究には向かない殺人シリーズの魅力。

チャットやSNSのやりとりがそのまま載っているので、あまり本を読まない方も読みやすいです。

あらゆる衝撃が詰まったシリーズなので、ぜひ読んで衝撃を味わってみてください。

自由研究には向かない殺人シリーズについては、【2023年7月最新】全3作のあらすじまとめ「自由研究には向かない殺人」シリーズでくわしく紹介しています。

おすすめ 自由研究には向かない殺人

「自由研究には向かない殺人」は、こんな作品▼

  • シリーズ第1作目
  • 自由研究の題材として選んだ失踪事件を追う

主人公で探偵役の女の子・ピッパの推理力、勇気、行動力がまぶしい作品。

さわやかさと切なさを感じるミステリーです。

⑤ 百鬼夜行シリーズ

百鬼夜行シリーズは、こんなシリーズ▼

  • 作者:京極夏彦
  • 長編10作品
  • ほかにも短編多数
  • レンガ本、鈍器本と呼ばれるほどの分厚さ

不思議としか思えない事件を、淡々とした口調で鮮やかに紐解いていくのが、百鬼夜行シリーズの魅力。

表紙だけ見るとホラーかと勘違いしがちですが、ホラーではありません

大のホラー嫌いの私も読めて、しかも大好きなシリーズなので、ホラー嫌いな方も安心して読んでください。

最初の1冊は、「姑獲鳥の夏」か「魍魎の匣」がおすすめ。

読む順については、【2023年9月最新】京極夏彦「百鬼夜行」シリーズの読む順番まとめ!【スピンオフもあり】でくわしく紹介しています。

おすすめ① 姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)

「姑獲鳥の夏」は、こんな作品▼

  • シリーズ第1作目
  • 最初の講釈がやや曲者
  • そこさえ越えればサクサク読める

20ヶ月も身籠もり続ける妊婦と、その一家に関係する奇妙な出来事を解決するミステリー。

冒頭にある、探偵役・京極堂の講釈が長くてむずかしいので、ちょっと気合いが必要です。

ただ、そこさえ越えればグイグイ引き込まれ、気づけばラストへ。

京極堂の鮮やかな憑きもの落としが楽しめる、シリーズ第1作目です。

おすすめ② 魍魎の匣(もうりょうのはこ)

「魍魎の匣」は、こんな作品▼

  • 匣にまつわるさまざまな事件が発生
  • 無関係に思えた事件たちがつながる瞬間は快感

「そんなところでつながっていたのか…」と、読んだあとに呆然とすること間違いなしの「魍魎の匣」。

最初のエピソードがなにを示していたのかがわかると、また読み返したくなります。

日本推理作家協会賞を受賞した作品なので、面白さは保証ずみ。

⑥ 館シリーズ

館シリーズは、こんなシリーズ▼

  • 作者:綾辻行人
  • 全9作
  • 変わった館を舞台にしたミステリー
  • ラストに明かされる事実はどの作品も衝撃的
  • 「やられた!」感がたっぷりのミステリー

館シリーズの魅力は、現実には無さそうな変わった館と、驚くしかないラスト

どの作品も変わっていて、ラストにすごい驚きが待っています。

ミステリーはラストに驚きがあるのが普通ですが、館シリーズの驚きは本当にすごい

「うわー!やられた!」という気持ちを味わいたい方におすすめのシリーズです。

最初の1冊は「十角館の殺人」を強くおすすめします。

館シリーズの読む順は、【館シリーズ】120%楽しくなるおすすめの読む順番を紹介!【全9作品】をご覧ください。

おすすめ 十角館の殺人

「十角館の殺人」は、こんな作品▼

  • シリーズ第1作目
  • 孤島に建てられた十角館で起こる連続殺人
  • “あの1行”は、30年以上経っても衝撃的
  • 2024年3月にhuluで実写化

シリーズ第1作目であり、シリーズNo.1の衝撃が待つ「十角館の殺人」。

ここを飛ばすとシリーズの話についていけなくなるので、最初に読むのがおすすめです。

あらすじや口コミはすっ飛ばして、ぜひ「十角館の殺人」を存分に楽しんでくださいね。

⑦ S&Mシリーズ【完結済み】

S&Mシリーズは、こんなシリーズ▼

  • 作者:森博嗣
  • 全10作
  • ほかのシリーズにも続いている
  • レベルの高い会話が魅力

S&Mシリーズの魅力は、登場人物たちのハイレベルな頭脳

探偵も、犯人も、関係者も、もれなく頭がいいです。

彼らの会話には、凡人の私はついていけないのですが、それが楽しくもあります。

ある意味ズレた視点や会話が、だんだんクセになるシリーズ

別シリーズにもつながっているので、S&Mシリーズが気に入ったら読んでみてください。

他シリーズを含めた読む順は、【森博嗣】おすすめのシリーズ5つと読む順番を総まとめ!でくわしく紹介しています。

S&Mシリーズは、「すべてがFになる」から読むのがおすすめです。

おすすめ すべてがFになる

「すべてがFになる」は、こんな作品▼

  • 第1回メフィスト賞の受賞作
  • シリーズ第1作目
  • 孤島の研究所で起きる密室殺人

理系の分野やプログラミングの話が出てきますが、詳しくなくても充分楽しめるミステリーです。

密室殺人のトリックはもちろんすごいですが、天才科学者・真賀田四季の強烈なインパクトが忘れられない作品。

単に頭がいいだけじゃない、本物の天才を知りたい方は必読です。

⑧ 霊媒探偵 城塚翡翠シリーズ

霊媒探偵 城塚翡翠シリーズは、こんなシリーズ▼

  • 作者:相沢 沙呼
  • 全3作
  • 第1作目はミステリーランキング5冠を獲得

今、もっとも勢いのあるミステリーシリーズのひとつと言えるのが、霊媒探偵 城塚翡翠シリーズ。

第1作は、ミステリーランキングで5冠を達成しています。

あざとさとクールさを持つ探偵・城塚翡翠のキャラも魅力的なシリーズです。

読む順については、【霊媒探偵 城塚翡翠】全3作の読む順番とあらすじを紹介!でくわしく紹介しています。

おすすめ medium 霊媒探偵 城塚翡翠

「medium 霊媒探偵 城塚翡翠」は、こんな作品▼

  • シリーズ第1作目
  • ミステリーランキング5冠
  • 帯にある通り「すべてが、伏線」

帯の言葉を見て、いろいろ身構えてはいたのですが、完全にやられました!

最近の国内ミステリーのなかで、上位に入るくらいの衝撃と面白さをもつ作品。

読んで損はありません。

⑨ ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ

ホーソーン&ホロヴィッツシリーズは、こんなシリーズ▼

  • 作者:アンソニー・ホロヴィッツ
  • 全4作
  • 4作中3作が、このミス1位を獲得(ほか1作は2位)
  • 謎を解くすべての手がかりが読者に提示される

今もっとも勢いのある海外ミステリーと言えるのが、ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ。

発売中の4作中3作が、このミステリーがすごい!で1位に輝いています。

すべての手がかりが読者に提示され、完璧にフェアなミステリーとして楽しめます。

ホーソーン&ホロヴィッツシリーズについては、【アンソニー・ホロヴィッツ】おすすめの読む順番を紹介!でくわしく紹介しています。

おすすめ メインテーマは殺人

「メインテーマは殺人」は、こんな作品▼

  • シリーズ第1作目
  • さまざまなランキングで1位を獲得し、史上初7冠を達成
  • 葬儀を手配した日に殺された老婦人の謎を解くミステリー

探偵役であるホーソーンと、助手役の作家・ホロヴィッツのコンビが立ち向かう第1作目。

2人の仲がよくないのが気になりますが、ミステリーの完成度は本当にすごい

⑩ ワシントン・ポーシリーズ

ワシントン・ポーシリーズは、こんなシリーズ▼

  • 作者:M・W・クレイヴン
  • 全4作
  • はぐれものの天才警察官と分析官のコンビで事件を追う
  • 犯人側との頭脳戦が魅力

天才たちの頭脳戦が好き方におすすめなのが、ワシントン・ポーシリーズ。

事件の捜査能力は天才的だけど、協調性・社交性が低く組織で持て余されている2人。

そんな2人がコンビを組み、難事件を解くミステリーです。

キャラの賢さと渋さが大好きで、個人的に、今いちばん好きなミステリーシリーズです。

ワシントン・ポーシリーズについては、【保存版】「ストーンサークルの殺人」シリーズの読む順番【特徴やおすすめのタイプも紹介】でくわしく紹介しています。

おすすめ ストーンサークルの殺人

「ストーンサークルの殺人」は、こんな作品▼

  • シリーズ第1作目
  • 次々に見つかる焼死体の謎を迫る
  • 捜査能力と分析力で、少しずつ真相に近づく

イギリスのストーンサークルで、次々に見つかる焼死体。

遺体を分析した結果、停職中の主人公の名前が刻まれていた、というミステリー。

なぜ主人公の名前が?殺されたのは誰?なぜわざわざストーンサークルで殺したのか?

さまざまな謎が、ひとつずつ解き明かされていきます。

⑪ ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ

ビブリア古書堂の事件手帖シリーズは、こんなシリーズ▼

  • 作者:三上延
  • 全11作
  • 古書をテーマにしたミステリー

本をもっと読みたくなる。

これが、ビブリア古書堂の事件手帖シリーズの大きな魅力。

いろんな古書にまつわる謎を解くミステリーなのですが、登場する本が読んだことのない本ばかり。

しかも、それぞれの本のあらすじや解説も知れるので、ワクワク感たっぷり。

サクサク読めるので、あまり本を読まない方にもおすすめのシリーズです。

おすすめ ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~

ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~は、こんな作品▼

  • シリーズ第1作目
  • 夏目漱石や太宰治の作品が登場

探偵役である、ビブリア古書堂の店主のスゴさと怖さがつまった作品。

このシリーズは、すべての話がつながっているので、1作目から順に読むのがおすすめです。

⑫ 八咫烏シリーズ

八咫烏シリーズは、こんなシリーズ▼

  • 作者:阿部 智里
  • 長編10作
  • 外伝2作
  • 人の姿に変身できる八咫烏の世界を描く
  • ミステリープラス、和風ファンタジー

殺人事件を解決するミステリーではないけど、シリアスさと戦略の攻防を楽しめる。

これが、八咫烏シリーズの魅力。

八咫烏の世界を描くファンタジーですが、和風の要素がたっぷりで、ファンタジーが苦手な方も楽しめるシリーズです。

読む順については、【保存版】「八咫烏シリーズ」おすすめの読む順番はコレ!【2024年2月版】でくわしく紹介しています。

おすすめ 烏に単は似合わない

「烏に単は似合わない」は、こんな作品▼

  • シリーズ第1作目
  • 史上最年少で松本清張賞を受賞した作品
  • 后選び中に起こる出来事を描いたミステリー

后選びという、事件が起きる予感しかない舞台。

貴族ごとの戦略や意図が見え隠れする様子が、細かく描かれていて、とても楽しいです。

后候補である4人の姫も、とっても魅力的。

八咫烏シリーズは、すべての話がつながっているので、1作目から順に読むのがおすすめです。

⑬ ビストロ・パ・マルシリーズ

ビストロ・パ・マルシリーズは、こんなシリーズ▼

  • 作者:近藤史恵
  • 全4冊
  • 小さなフレンチ・レストランが舞台

おいしい食事と、ほろ苦いミステリーを楽しめる。

これが、ビストロ・パ・マルシリーズの魅力。

登場する料理がどれもおいしそうで、読んでるとお腹が空いてきます。

ミステリーとしては、爽やかさよりほろ苦さを感じるので、大人向けのミステリー

ビストロ・パ・マルシリーズは、どの作品から読んでも楽しめます

迷ったら、「タルト・タタンの夢」から読むのがおすすめ。

読む順については、「タルト・タタンの夢」シリーズの読む順番【どこからでもOK】でくわしく紹介しています。

おすすめ タルト・タタンの夢

「タルト・タタンの夢」は、こんな作品▼

  • シリーズ第1作目
  • 7つの短編集

小さなフレンチ・レストランで起こる、不思議な謎を描いた、短編集です。

個人的に、最後に収録されている「割り切れないチョコレート」が、胸にグッときてお気に入り。

⑭ 古典部シリーズ

古典部シリーズは、こんなシリーズ▼

  • 作者:米澤穂信
  • 全6冊
  • 高校生が校内で起こる謎を解くミステリー

探偵役の主人公が、まったく謎解きに興味を示さない。

でも、周りにうながされて渋々解決する。

この奇妙なバランスのよさが、古典部シリーズの魅力です。

登場人物たちの悩みも描かれていて、青春小説としても楽しめます。

古典部シリーズは、話がつながっているので、1作目から順に読むのがおすすめ。

くわしくは、1分でわかる!「古典部」シリーズ全6冊の読む順番【米澤穂信】で紹介しています。

おすすめ 氷菓

「氷菓」は、こんな作品▼

  • シリーズ第1作目
  • 古典部の文集に秘められた謎を解く

古典部に入部した、主人公とおもな登場人物たち。

彼らが、33年前の文集に隠された真実を見つけていく、というミステリーです。

短めの作品なので、サクッと読めますよ。

⑮ 理瀬シリーズ

理瀬シリーズは、こんなシリーズです▼

  • 作者:恩田陸
  • 長編4冊
  • 短編2冊

不思議さとダークな雰囲気。

これが、理瀬シリーズの魅力です。

ひとつひとつの作品がとても濃いので、1冊ずつじっくり読むのがおすすめです。

理瀬シリーズについては、【保存版】恩田陸「理瀬シリーズ」読む順番のおすすめを紹介!でくわしく紹介しています。

おすすめ 麦の海に沈む果実

「麦の海に沈む果実」は、こんな作品▼

  • シリーズ第1作目
  • 全寮制の学園を舞台したミステリー

「3月以外の転入生は、学園に破滅をもたらす」と噂される学園に転入した理瀬。

理瀬が転入したのは、2月最後の日。

その後、学園で不思議なことが起き始める、というストーリーです。

不思議でいっぱいの物語を、ぜひ楽しんでみてください。

おわりに

おすすめのミステリーシリーズを紹介しました。

ぜひ、好みに合いそうなシリーズを楽しんでみてくださいね。

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