この記事では、東野圭吾さんのガリレオシリーズ第10作「透明な螺旋」の感想を「ネタバレなし」で紹介します。
「透明な螺旋」が向いている人・向いていない人も紹介しているので、読もうか悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
「透明な螺旋」について
タイトル | 透明な螺旋 |
作者 | 東野圭吾 |
出版社 | 文藝春秋 |
ページ数 | 301ページ |
発売日 | 2021年9月3日 |
以下、「透明な螺旋」のあらすじです。
房総沖で男性の遺体が見つかった。失踪した恋人の行方をたどると、関係者として天才物理学者の名が。草薙は、横須賀の両親のもとに滞在する湯川学を訪ねる。
愛する人を守ることは罪なのか。シリーズ最大の秘密が明かされる。
引用元:東野圭吾(2021年)『透明な螺旋』文藝春秋
「透明な螺旋」が向いている人・向いていない人
「透明な螺旋」が向いているのはこんな人です。
- 湯川学の新たな一面が知りたい人
反対にこんな人は「透明な螺旋」はあまり向いていません。
- ガリレオならではのトリックを読みたい人
「透明な螺旋」は、トリックより「人」にフォーカスを当てた作品になっています。
なので、ガリレオシリーズならではの、あっと驚くトリックを読みたい人にはオススメできません。
「透明な螺旋」の魅力
「透明な螺旋」の魅力は、「湯川学の新たな一面を知れること」です。
あの湯川学が両親と同居!?
草薙が事件の話を聞こうと湯川学に連絡すると、なんと彼は両親の家に同居していました。
湯川の母親が認知症を発症し、看病のためにしばらく滞在しているとのこと。
正直、これだけでも湯川学の新たな一面です。
「透明な螺旋」では、これ以外にも湯川学の新たな一面がたくさん見られます。
これまで明かされてこなかった湯川学が、ついに明かされます。
湯川学ファンは必見の一冊です。
まとめ
「透明な螺旋」は、ガリレオシリーズならではのトリックはありませんが、湯川学の新たな一面をいくつも見られる作品です。
湯川学についてもっと知りたい人は、ぜひ読んでみてください。