「秘密は日記に隠すもの」は、タイトル通り「日記」形式で語られるミステリーが4編収録されています。
この記事では「秘密は日記に隠すもの」のあらすじと特徴を紹介します。
「秘密は日記に隠すもの」を読もうかどうか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
「秘密は日記に隠すもの」について
タイトル | 秘密は日記に隠すもの |
作者 | 永井するみ |
出版社 | 双葉文庫 |
ページ数 | 224ページ |
発売日 | 2014年12月11日 |
「秘密は日記に隠すもの」は、日記形式で書かれた4編のミステリーが収録された短編集です。
収録されている短編のあらすじを、ひとつずつ簡単に紹介します。
① 女子高生の日記「トロフィー」
「トロフィー」で登場する日記を書いているのは、女子高生の百合絵。
以下、「トロフィー」のあらすじです。
ある日、レポートに必要な本を求めて、父親の部屋に忍び込んだ百合絵。
忍び込んだ部屋のなかで、百合絵が見つけた父親の衝撃の秘密とは?
父親の秘密を知った百合絵がとった行動は?
② 母を亡くした独身男性の日記「道化師」
「道化師」に登場する日記を書いているのは、独身男性の崇之。
以下、「道化師」のあらすじです。
2年前に亡くなった母親の死を、今になって受け入れようとしている崇之。
理由は、愛する人ができたから。
愛する人ができたことを母親に伝えるために、彼は日記を書いていく。
③ 不倫中の姉の日記「サムシング・ブルー」
「サムシング・ブルー」に登場する日記を書いているのは、不倫中の姉・千希(ちき)。
以下、「サムシング・ブルー」のあらすじです。
妹の美由希と同居中の千希。
不倫中の彼には奥さんも子どももいるので、頻繁には会えない。
千希は、誰にも言えない気持ちを日記に書いて、寂しさを紛らわせることに。
④ 妻を亡くした男性の日記「夫婦」
「夫婦」に登場する日記を書いているのは、妻を亡くした高齢の男性。
以下、「夫婦」のあらすじです。
妻を亡くした男性は、1人での生活を記録するため日記をつけることに。
隣の奥さんが持ってきてくれた、いなり寿司。
1人暮らしの息子と食べる、久しぶりの食事。
男性の生活の先に待つものとは?
「秘密は日記に隠すもの」の特徴
「秘密は日記に隠すもの」の特徴は、以下の4つです。
- どんでん返しが楽しめる
- 日記形式なので読みやすい
- 短編集なのでスキマ時間に読める
- ドロドロ要素が多く、さわやかさはゼロ
特徴① どんでん返しが楽しめる
「秘密は日記に隠すもの」は、どの作品もどんでん返しがあります。
最後まで読んだ後にもう一度読み返すと、印象がガラッと変わって、2度楽しめますよ。
あっと驚くミステリーが読みたい人にオススメの作品です。
特徴② 日記形式なので読みやすい
「秘密は日記に隠すもの」は日記形式で書かれています。
風景描写が少なく、登場人物も少ないため、とても読みやすいです。
サクサク読める本を読みたい人にはピッタリです。
特徴③ 短編集なのでスキマ時間に読める
「秘密は日記に隠すもの」は、4編の短編集が収録された作品です。
ひとつひとつの話が短いため、スキマ時間に読んでも楽しめます。
まとまって読む時間が取れない人にはピッタリの本です。
特徴④ ドロドロ要素が多く、さわやかさはゼロ
「秘密は日記に隠すもの」は、ドロドロした要素が多く詰まっています。
さわやかさはないので、さっぱりした気持ちになりたい人にはオススメできません。
ドロドロした話を読みたい人には、「秘密は日記に隠すもの」はオススメです。
「秘密は日記に隠すもの」はこんな人にオススメ
「秘密は日記に隠すもの」がオススメなのは、こんな人です。
- どんでん返しがあるミステリーが好き
- 読みやすい話が好き
- スキマ時間に読める本を探している
- ドロドロした話が好き
どんでん返しをサクッと楽しみたい人にオススメです。
まとめ
この記事では「秘密は日記に隠すもの」のあらすじと特徴を紹介しました。
気になったら、ぜひ読んでみてください。