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国内ミステリー

「悪魔の手毬唄」のあらすじとオススメポイント【何度読んでも面白い】

2022年7月14日

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今回紹介するのは、横溝正史さんの「悪魔の手毬唄」。

何度も映像化された、金田一耕助シリーズの作品です。

ミステリーなのですが、不思議と何度読んでも楽しめます。

この記事では、「悪魔の手毬唄」についてネタバレなしで紹介します。

「悪魔の手毬唄」について

タイトル悪魔の手毬唄
作者横溝正史
出版社角川書店
ページ数480ページ
発売日1971年7月14日

何度も映画化・ドラマ化された作品です。

いちばん最近では、2019年にNEWSの加藤シゲアキさん主演で放送されました。

「悪魔の手毬唄」のあらすじ

「悪魔の手毬唄」のあらすじはコチラ。

岡山と兵庫の県境、四方を山に囲まれた鬼首村。この地に昔から伝わる手毬唄が、次々と奇怪な事件を引き起こす。数え唄の歌詞通りに人が死ぬのだ! 現場に残される不思議な暗号の意味は?

引用元:角川文庫

鬼首村は「おにこうべむら」と読みますが、言いにくいので「おにこべむら」と呼ばれています。

「悪魔の手毬唄」のオススメポイント

「悪魔の手毬唄」のオススメポイントは、ミステリーの面白要素がふんだんに詰まっているところ。

犯人を知っていても、ほかに面白い要素がたくさんあるので、何度も読めるんです。

「悪魔の手毬唄」のミステリー要素はコチラ。

  • 村に伝わる手毬唄
  • 手毬唄に見立てた殺人
  • いかにも怪しい人物

村に伝わる手毬唄から事件のニオイがぷんぷん

事件の舞台となる鬼首村には、昔から伝わる手毬唄があります。

その手毬唄がもう怖い。事件のニオイがぷんぷんします。

昔から伝わる言い伝えなどは、ミステリーのより面白くする要素。

結末を知っていても、この要素の魅力は色あせません。

これぞミステリー!な見立て殺人

見立て殺人は、これぞミステリーという要素。

なんでわざわざこんな面倒なことを…なんて言いっこなし!

悪魔の手毬唄の見立て殺人の場面は、ミステリー感が満載。

何度読んでも、心の中で「きたきた!」と叫んでしまいます。

ミステリーには欠かせないキーパーソン

ミステリーに欠かせないのは、魅力的な登場人物。

特に、どうぞ怪しんでくださいと言わんばかりの人物。

こんな人物が登場する作品は、ミステリーをより面白くさせます。

悪魔の手毬唄に登場するキーパーソンは、おもに3人。

  • 村に帰ってきた美少女
  • 謎の老婆
  • 身元がわからない死体

美少女は、怪しいというよりも、事件のきっかけはこの子なんだろうなと思わせてくれる人物。

謎の老婆は、見るからに怪しいです。そこまで怪しさを出さなくてもいいのに、とツッコみたくなるほど。

でも、これがミステリーの面白要素。

身元がわからない死体も、謎の老婆同様に怪しさ満点。

悪魔の手毬唄は、こういった怪しくて魅力的な登場人物が登場する作品。

登場人物が魅力的なので、何度読んでも楽しめるんです。

「悪魔の手毬唄」は映像作品もオススメ

「悪魔の手毬唄」は、映像作品もとても面白いです。

特にオススメなのが、1977年に放送された古谷一行さんが主演の作品。

この作品に登場する、夏目雅子さんが本当にステキ…

もちろん作品全体も面白いですよ。

Amazonプライムで視聴できるので、よかったらこちらもどうぞ。

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