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【感想】あまりにも衝撃的な完結作「卒業生には向かない真実」

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「自由研究には向かない殺人」シリーズの完結作「卒業生には向かない真実」。

とにかくいろんな意味で衝撃的な完結作。

このページでは、「卒業生には向かない真実」のあらすじや魅力をネタバレなしで紹介します。

「卒業生には向かない真実」のあらすじ

前作「優等生は探偵に向かない」で負った心の傷から立ち直れない、高校生・ピッパ。

大学入学を控えたピッパは、「自分をたてなおすためのプラン」を実行に移そうとしていた。

そんなピッパに正体不明のストーカーの影がせまる。

首を切られたハト、チョークで書かれた棒人間、匿名のメールにメッセージ、さらには無言電話まで…

ピッパは、ストーカーについて調べるうちに、過去に起きた連続殺人と似ていることに気づく。

自分をたてなおすため、ピッパは過去の事件を調べることに…

注意ポイント

「卒業生には向かない真実」には、「自由研究には向かない殺人」・「優等生は探偵に向かない」のネタバレが書かれています。

より楽しむために「自由研究には向かない殺人」から読むのがおすすめです。

≫ 「自由研究には向かない殺人」シリーズの読む順番まとめ

「卒業生には向かない真実」の魅力

「卒業生には向かない真実」の魅力は、とにかく「いろんな面で衝撃的すぎる」こと!

読む前はまさかこんな展開が待っているとは、夢にも思っていませんでしたね…

ほんとびっくりしました!

「卒業生には向かない真実」で衝撃的な点を、ネタバレにならない範囲で書くと、以下の通り▼

  • 展開が予想外すぎる
  • 主人公・ピッパの心の傷がツラすぎる
  • 1・2作目との思わぬつながりに驚き

1ページ目からピッパの苦しみが描かれていて、心がズーンと重くなります。

ほんとツラいので、読む前に心の準備をしておくのがおすすめ

「ここまで考えて1・2作目に伏線をはっていたのか…」

と思うほど、思わぬつながりがいくつも明らかになる点は、ミステリー好きにはたまりません!

特に1作目「自由研究には向かない殺人」に登場した”ある人物”への印象が、「卒業生には向かない真実」でガラッと変わります。

読んだ後に帯の言葉を読んで、思わず泣いてしまいました…

過去2作とのつながりと、衝撃の展開を味わえる「卒業生には向かない真実」。

気になったらぜひ読んでみてくださいね^^

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