子どもは可愛いし大切なはずなのに、毎日バタバタで過ごしていると、大切に思う余裕がなくなりますよね。
このページでは、「子どもとの時間を大切にできる小説」を5冊紹介します。
いつもは忘れがちな、お子さんへの想いや日常の大切さを感じてみてください。
人生を豊かに!子どもとの時間を大切にできる小説5選
読むと、子どもとの時間を大切にできる小説は、以下の5冊です。
- 活版印刷三日月堂
- かがみの孤城
- 月の立つ林で
- 漁港の肉子ちゃん
- パンとスープとネコ日和
① 活版印刷三日月堂
店主が亡くなり、長い間空き家になっていた活版印刷・三日月堂。
ある日、店主の孫娘が三日月堂の営業を再開する。
手作業で印刷する活字から、言葉のあたたかみを感じ、心があたたかくなる小説。
ポイント
短編集になっていて、どのお話も心温まる内容です。
特に最初に入っているお話は、涙なしには読めません!
親になってから読んだのですが、冗談抜きでタオルびしょびしょになるほど涙が出ました。
子育ては、めんどくさいことがたくさんあるけど、ときには何気ない日常を大切に感じたいと思える作品です。
② かがみの孤城
学校に居場所をなくし、家で過ごしていた”こころ”。
ある日光った部屋の鏡をくぐると、不思議なお城があった。
お城に集められたのは、こころを合わせて7人の少年少女。
この7人が集められた理由は?
ポイント
ミステリーとして面白いのはもちろんですが、主人公・こころの心境と、こころのお母さんのセリフに胸を打たれる作品でもあります。
こころの心境が描かれるシーンは、「親として気をつけないと」とドキッとなるはず。
こころのお母さんのセリフは、「こういう親になりたい」と思えるものばかり。
特に後半に登場するセリフは、涙なしには読めません!
泣きながら「子どもを信じる親でいよう」と思える作品です。
③ 月の立つ林で
悩んで傷ついている、性別も年齢も違う5人の人物。
彼らの共通点は、同じポッドキャストを聞いていること。
月に関する話をポッドキャストで聞きながら、それぞれの悩みに少しずつ向き合っていく。
ポイント
の出産にソワソワする父親や、母と2人暮らしの高校生の娘など、家族のつながりが描かれています。
読んでいると、子どもの未来を想像したり、子どもと過ごした過去を思い出したりするはず。
「今当たり前にしていることも、すぐに思い出になる」
と、今の大切さに気づかせてくれる作品です。
④ 漁港の肉子ちゃん
明るくて惚れっぽい肉子ちゃん。
何人もの男性にだまされてきた肉子ちゃんとは対照的に、しっかり者の娘・キクコ。
小さな漁港に住むことになった2人と、地元の人たちとの笑いと涙の物語。
ポイント
「いい親ってどんな親なんだろう?」
「漁港の肉子ちゃん」を読むと、その答えがわかります。
笑いあり涙あり。読み終わると、「自分なりに頑張ろう」と思えるはずです。
ラストは号泣間違いなしなので、タオルを忘れずに!
⑤ パンとスープとネコ日和
母を突然亡くした、アキコ。
アキコは会社を辞めて、母の食堂を改装し再オープンすることに。
日替わりメニューのみの小さなお店での日々を描いた物語。
ポイント
命と時間の大切さをゆっくりと教えてくれる作品。
穏やかな雰囲気で話は進んでいくので、バタバタな毎日のなかでホッとひと息つけます。
主人公が開いたカフェにやってくるお客さんから、子育てのヒントがもらえるのもポイント。
「こういうのはダメだって伝えよう」
「親としてこういう態度は取らないようにしよう」
など、思った以上にヒントがありますよ^^
おわりに
子どもの成長って本当に速いですよね。
大きくなるにつれて、幼稚園や小学校のイベントがどんどん増えて、ゆっくり家族で過ごす時間が減っていきます。
「子どもともっとたくさん出かけとけばよかった…」と後悔しないよう、今のうちに家族の思い出をたくさんつくってみませんか?
お金では絶対に買えない思い出づくりは、きっと人生を豊かにするいちばんの方法です。
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