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海外小説

将来、読書が罪になる!?今こそ読むべき名作「華氏451度」

2022年11月26日

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「華氏451度」は、こんな本です。

  • 1953年に発売
  • 焚書を題材にした小説
  • アメリカのミドルスクールで取り上げられている

この記事では、「華氏451度」のあらすじ・すごいところを紹介します。

「華氏451度」のあらすじ

「華氏451度」は、本を持つことが禁止された世界の話です。

主人公の男性は、本を燃やす「ファイアマン」。毎日たくさんの本を燃やし、そのことに何の疑問も持っていません。

彼はある日、近所に住む1人の少女に「しあわせ?」と尋ねられます。

最初はバカにしていた彼。

けれど少女と話すうちに、今の世界や生き方に疑問を抱くようになり、ある行動を起こします。

「華氏451度」のすごいところ

「華氏451度」のすごいところは、将来こうなるかもしれない世界を描いているところ。

「華氏451度」では、人がものを考える機会をなくすため、本を所有することも読書も禁止されています。

世界はどんどん単純化し、本の内容も数分に縮められる。考える時間を減らすため、本にはイラストを入れたり、写真を入れたりします。

これって、今のネットと同じですよね?

ネットの文章は、小学生でもわかるくらいの文章、流し読みでもわかるような内容が、よしとされています。

この状態がどんどん続いていけば、「華氏451度」のような世界が現実になるかもしれません。

今の世界や生き方に疑問を問いかける点が、「華氏451度」のすごいところです。

まとめ

この記事では、「華氏451度」について紹介しました。

エンタメ感は薄いですが、何年経っても読むべき1冊です。

気になったら、読んでみてください。

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