- 学生アリスシリーズってどの順に読めばいい?
こんな人向けに、有栖川有栖「学生アリスシリーズ」の読む順番について、私のおすすめをまとめました。
ぜひ本選びの参考にしてみてくださいね。
目次
「学生アリスシリーズ」はどの順に読んでもOK【短編集以外】
結論、学生アリスシリーズは
- 短編集以外は
- どの順に読んでもOK
です。
どの順に読んでもいい理由は2つ▼
- あとに発売された作品のほうが読みやすい
- 各作品のネタバレ・つながりが少ない
1作目「月光ゲーム」は、デビュー作ということもあり、やや読みにくいです。
発売順に読むと、途中で挫折する可能性もあるので、好きな順に読んだほうが楽しめます。
短編集は、長編を読んだうえで読むと楽しめる作品。
最後まで楽しく読める「学生アリスシリーズ」おすすめの読む順番【全5作】
「学生アリスシリーズ」は、以下の順に読むと最後まで楽しめます▼
- 双頭の悪魔
- 女王国の城(上・下)
- 孤島パズル
- 月光ゲーム
- 江神二郎の洞察【短編集】
① 双頭の悪魔
あらすじ
大学の推理研究会のメンバー・マリアが、ある村に行ったきり帰ってこない…
彼女を迎えに行くため、村に向かった部員たち。
部長だけ彼女に会えたものの、村につながる橋が濁流にのまれてしまう。
橋が直るのを待つことにしたが、村にいる2人と残された3人が、それぞれ殺人事件に巻き込まれてしまい…
「双頭の悪魔」は、2つの事件を1冊で楽しめる、超お得な作品。
2つの事件がつながっていく様子は、読んでいてワクワクが止まりません。
学生アリスシリーズでいちばんのクオリティ!
② 女王国の城(上・下)
あらすじ
急成長中の宗教団体が統べる土地へ行ったきり、帰ってこない部長・江神。
心配したメンバーたちは、江神を追うも、殺人事件に遭遇。
宗教団体により「城」へ閉じ込められてしまう。
「女王国の城」は、上下巻にわかれていて、ボリュームたっぷり。
ミステリーだけじゃなく、脱出ものとしても楽しめる作品。
ミステリー要素だけじゃなく、ストーリーの面白さも重視する人におすすめです^^
③ 孤島パズル
あらすじ
新メンバー・マリアに誘われ、孤島の宝さがしに参加する江神とアリス。
ところが、嵐におそわれ、島に滞在していた客が殺されてしまう。
さらには何者かに無線機をこわされてしまい、島に閉じ込められてしまったアリスたち。
犯人はどうしてこんなことをしたのか?そして、宝はどこにあるのか?
パズルとミステリーをじっくり楽しめる作品。
個性が強すぎるキャラや、無駄に殺人の多いミステリーが好きじゃない人におすすめ。
④ 月光ゲーム
あらすじ
山にキャンプへきた大学推理小説研究会のメンバーをおそった、突然の噴火。
キャンプ場に閉じ込められてしまうメンバーたち。
別の場所でキャンプしていたグループの学生たちと合流するも、殺人事件が起きてしまい…
有栖川有栖のデビュー作。
デビュー作ということもあり、ほかの作品よりやや読みにくいです。
でも、ミステリーだけじゃなく、サバイバルや青春要素もある、とっても楽しい作品。
「月光ゲーム」は、聴く読書「オーディブル」で聴けます(サンプルあり)▼
⑤ 江神二郎の洞察【短編集】
あらすじ
アリスの入学から、マリアの入部までにおきた出来事をまとめた短編集。
推理研究会のメンバーへの愛がふかまる、9つのお話。
学生アリスシリーズを読んできたからこそ味わえる、興奮となつかしさがつまった短編集。
時系列としては、2作目「孤島パズル」の前までの出来事が描かれています。
「学生アリスシリーズ」はマンガ化もされている【2作品】
「学生アリスシリーズ」は、2024年3月現在
- 1作目「月光ゲーム」
- 2作目「孤島パズル」
がマンガ化されています。
「サクッと内容を知りたい」という方におすすめです。
「月光ゲーム」は全1巻▼
「孤島パズル」は、全3巻です▼
まとめ:学生アリスシリーズは、短編集以外は好きな順でOK!
「学生アリスシリーズ」おすすめの読む順番を紹介しました。
結論、短編集以外は好きな順に読んでOKです。
個人的なおすすめの順番はこちら▼
- 双頭の悪魔
- 女王国の城(上・下)
- 孤島パズル
- 月光ゲーム
- 江神二郎の洞察【短編集】
気になる作品からでも、発売順に読んでもOK!
ぜひ、お好みの順番で学生アリスシリーズを楽しんでくださいね^^