記事内のリンクには広告が含まれますが、記事の内容は「本が大好きな管理者」の意思で自由に書いてます^^

おすすめ本まとめ

【ミステリ―】本屋大賞歴代ノミネート作おすすめ10選

2023年4月11日

honnya-taisho-mystery
  • 本屋大賞のなかでも、ミステリーが読みたい
  • まだ読んでない作品があれば読んでみたい

こんな人向けに、歴代の本屋大賞ノミネート作品のなかで、おすすめのミステリーを紹介します。

どれも面白い作品なので、気になる本があればぜひ読んでみてくださいね。

【ミステリ―】本屋大賞歴代ノミネート作おすすめ10選

歴代の本屋大賞ノミネート作品で、おすすめのミステリーは次の10作品。

  1. medium 霊媒探偵 城塚翡翠
  2. かがみの孤城
  3. 屍人荘の殺人
  4. 罪の声
  5. 64
  6. ソロモンの偽証
  7. ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~
  8. 告白
  9. 赤朽葉家の伝説
  10. 容疑者Xの献身

ひとつずつ紹介しますね。

① medium 霊媒探偵 城塚翡翠

推理作家の香月史郎が知人の女性と訪ねた、ある女性霊媒師。

城塚翡翠と名乗る霊媒師は、死者を視る力を持っていました。

史郎は、翡翠が視たものをもとに、ある殺人事件を解決します。

その後、殺人事件を解決していく2人は、ある連続殺人事件を調べることに。

2人は殺人犯を見つけることができるのか?

ポイント

いろいろなミステリーランキングで、計5冠を達成した作品なので、面白いのは間違いない!

帯にある「すべてが、伏線」の通り、最後にすべてがつながる驚きと快感を、ぜひ楽しんでください。

続編も2冊発売されているので、「medium」が気に入ったら読んでみてください。

関連記事:【霊媒探偵 城塚翡翠】全3作の読む順番とあらすじまとめ

② かがみの孤城【文庫版:上下巻】

学校に居場所をなくし、家で過ごしていた”こころ”。

ある日部屋で光った鏡をくぐると、不思議なお城があった。

お城に集められたのは、こころを合わせて7人の少年少女

この7人が集められた理由は?

ポイント

ミステリーでもあり、勇気をもらえる小説でもある作品。

特に親の目線で読むと、泣いてしまう場面がいくつもありました。

殺人は起きないので、誰も殺されないミステリーを探している人にもおすすめです。

関連記事:「かがみの孤城」は親が読むと泣いちゃうミステリー

③ 屍人荘の殺人

映研の夏合宿に参加するため、ペンションを訪れたミステリ愛好会の明智と葉村、そして探偵少女の剣崎。

合宿初日の夜、想像できない事態に遭遇し、ペンションから出られなくなった参加者たち。

さらにペンション内で殺人事件も発生してしまい…

ポイント

最初から驚きの展開が待っている作品。

いろいろなミステリーランキングで1位を獲得しているので、読んでおいて損はありません。

続編が2冊発売されていて、個人的に「ミステリー」としては3作目「兇人邸の殺人」が好み。

ただ3作目から読むと、いろんなネタバレがあるので「屍人荘の殺人」から読むのをおすすめします。

④ 罪の声

自宅で見つけた古いカセットテープ

聞いてみると、そこには子どもの頃の自分の声が入っていた。

しかも、その声は未解決事件で使われていたものと同じだった…

ポイント

リアルを追求したミステリー。

ミステリーとしてはもちろん、ヒューマンドラマとしても楽しめます。

ラストは、読んでいて本当に切なくなりました。

⑤ 64(ロクヨン)【上下巻】

昭和64年にD県警で発生した「翔子ちゃん誘拐殺人事件」。

時効まで残り約1年となり、警察庁長官によるD県警の視察が1週間後に決定した。

元刑事で広報官の三上は、視察に関して、遺族からは拒絶され、警察内部からは猛反発を受ける。

遺族の許可を得るため、情報を集めるうちに、視察の真の目的に迫っていく。

ポイント

広報官という、変わった立場から描かれた警察小説。

完全に板ばさみの三上の姿が、読んでいてツラい…。

上下巻とかなり長いですが、読みごたえはたっぷりありますよ。

警察が登場するミステリーが好きな人におすすめです。

⑥ ソロモンの偽証【単行本:全3巻、文庫版:全6巻】

クリスマスの未明に転落死した、ひとりの男子中学生。

彼の死は自殺?それとも殺人?

真実を求める生徒たちは、意外な方法で真相を暴こうとする。

ポイント

長い!でも面白い!!

生徒・保護者・先生、それぞれの心境が丁寧に描かれています。

さすが宮部みゆき!という作品。

文庫版で6冊と、めちゃくちゃ長い作品ですが、ものすごく面白いです!

⑦ ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~

古本屋「ビブリア古書堂」の店主は、古本屋っぽくない若くてきれいな女性

接客業なのに大の人見知り、なのに本の話になると饒舌になる彼女。

彼女は、自分の持つ膨大な知識と推理力で、いろんな古書にまつわる秘密を解き明かしていく。

ポイント

本好きなら、絶対に楽しめる作品。

面白そうな本がたくさん登場し、読みたい本が増えすぎちゃうはず。

テンポがいい作品なので、サクッと読めるミステリーを探している人におすすめです。

⑧ 告白

中学校のホームルームで、女性教師があることを告白した。

自分の娘は、このクラスの生徒に殺された」と。

次々と変わる語り手によって、娘の死の真相が明かされる。

ポイント

2022年10月で、文庫版でなんと300万部を突破した、湊かなえさんの衝撃のデビュー作。

読んでいて、本当にツラいですが、ページをめくる手が止まらない作品でした。

⑨ 赤朽葉家の伝説

千里眼の祖母と漫画家の母、なんにもない私。

村の旧家に生きる女性を、3代にわたって描いた作品。

ポイント

女性が活躍する大河ドラマをみているような作品。

ミステリー要素はうすいですが、女性がたくましく生きる物語が好きなら楽しめるはずです。

⑩ 容疑者Xの献身

元夫を殺してしまった隣人の母娘を助けるため、完全犯罪を計画する高校の数学教師の石神。

天才数学者でもある石神が立てた計画は完璧に思われた。

しかし、事件の捜査に加わったのは、石神の親友・湯川学。

湯川は、親友が立てた完全犯罪計画を暴けるのか?

ポイント

真相を知ったとき、大きな驚きと悲しみに包まれるミステリー。

「こんな悲しいトリックがあるなんて…」と号泣しながら読んでました。

ガリレオシリーズのなかでも、ダントツに面白い作品です。

関連記事:東野圭吾「ガリレオ」シリーズの読む順番&おすすめ2冊

まとめ

この記事では、歴代の本屋大賞ノミネート作品のなかから、おすすめのミステリーを紹介しました。

紹介したのは、次の10作品。

  1. medium 霊媒探偵 城塚翡翠
  2. かがみの孤城
  3. 屍人荘の殺人
  4. 罪の声
  5. 64
  6. ソロモンの偽証
  7. ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~
  8. 告白
  9. 赤朽葉家の伝説
  10. 容疑者Xの献身

気になる作品があれば、ぜひ読んでみてくださいね。

-おすすめ本まとめ