東野圭吾「ガリレオ」シリーズの読む順番＆おすすめ2冊

この記事では、東野圭吾さんの「ガリレオシリーズ」について以下の内容を紹介します。

ガリレオシリーズを読みたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

ガリレオシリーズ全10作の発売順

ガリレオシリーズは、発売順に読むのが一番オススメです。

ガリレオシリーズは2022年8月現在、全10作発売されています。

1冊ずつ簡単にあらすじを紹介しますね。

１．「探偵ガリレオ」

「探偵ガリレオ」は、天才科学者・湯川学のデビュー作。

科学を使って事件の謎を解き明かします。

全5編の短編小説のため、読みやすいのが特徴です。

２．「予知夢」

「予知夢」は「探偵ガリレオ」同様、全5編の短編小説となっているので読みやすいです。

３．「容疑者Xの献身」

「容疑者Xの献身」はガリレオシリーズ初の長編作品。

直木賞を受賞し、映画化もされています。

タイトルにある「献身」が何を指すのか？ぜひ読んで驚いてください。

４．「ガリレオの苦悩」

「ガリレオの苦悩」は全5編の短編小説です。

警視庁への犯行予告に書かれた湯川学の名が示す意味とは？

「容疑者Xの献身」では、警察に協力しないと言っていた湯川学が、再び難事件に挑む作品です。

５．「聖女の救済」

「聖女の救済」は長編作品。

自宅で毒殺された資産家の男。妻には鉄壁のアリバイ。

男はどうやって殺されたのか？驚きのトリックが魅力的な1冊です。

６．「真夏の方程式」

「真夏の方程式」は、海辺の町が舞台のミステリー。

海辺の町を訪れた湯川が泊まった施設、男性が死体で発見されます。

事故なのか、殺人なのか？

映画化もされた作品です。

７．「虚像の道化師」

「虚像の道化師」は、単行本では4編の短編小説です。

文庫版は、単行本で発売された「虚像の道化師」と「禁断の魔術」に収録された8作品の内、7作品が収録された、お得な短編小説集になっています。

８．「禁断の魔術」

「禁断の魔術」は、単行本では4編の短編小説です。

文庫版は、単行本で発売された中の1編が大幅に書き換えられた、長編作品となっています。

湯川学の後輩が登場するミステリーです。

９．「沈黙のパレード」

「沈黙のパレード」は、容疑者全員にアリバイがあり、動機があるというのがポイント。

殺されたのはひとりの男性。彼はある女性を殺害した罪に問われましたが、完全黙秘を貫き無罪となっていました。

容疑者は、彼に殺された女性を大切に思っていた人々。

容疑者たちは、彼の完全黙秘同様に沈黙し続けます。

湯川学が沈黙のなかから真相を見つけ出すミステリーです。

１０．「透明な螺旋」

「透明な螺旋」は、湯川学の新たな一面が見れる作品です。

殺された男性の恋人が失踪してしまい、行方を追ううちに湯川学が関係していることがわかります。

湯川は事件にどう関わっているのか？

これまで明かされなかった、湯川学の秘密が明らかになる1冊です。

くわしい感想は、【感想】東野圭吾「透明な螺旋」は湯川学の新たな一面が見られる1冊！で紹介しています。

ガリレオシリーズ最初の1冊にオススメの本2選

こんな人には次の2冊がオススメです。

短い話が好きなら「探偵ガリレオ」

短い話をスキマ時間に読みたい人は、「探偵ガリレオ」がオススメです。

科学を扱ったトリックですが、楽しく読めるので最初の1冊にピッタリです。

サクサク読める話が好きなら「容疑者Xの献身」

こんな人には「容疑者Xの献身」がオススメです。

映画化されていることもあり、場面がイメージしやすいのが特徴的。

科学を扱ったトリックもないので、一気に読みたい人にオススメの1冊です。

ガリレオシリーズで映画化された3作品

2023年4月現在、ガリレオシリーズで映画化されたのは、次の3作品です。

「容疑者Xの献身」は2008年公開

「容疑者Xの献身」は、2008年に公開された映画です。

主な出演者は以下の通り。

主題歌はKOH+の「最愛」です。

「真夏の方程式」は2013年公開

「真夏の方程式」は、2013年に公開された映画です。

主な出演者は以下の通り。

「沈黙のパレード」が2022年に公開

「沈黙のパレード」は、2022年に公開された映画です。

主な出演者は以下の通り。

主題歌はKOH+の「ヒトツボシ」です。久しぶりのKOH+なので、主題歌にも注目ですね。

まとめ

この記事では、東野圭吾さんの「ガリレオシリーズ」について紹介しました。

2022年8月現在のガリレオシリーズは、以下の10作です。

まずは「探偵ガリレオ」か「容疑者Xの献身」から読んでみてください。