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国内ミステリー

【感想】最後の一行までなにひとつ見逃せない「ペテロの葬列」(宮部みゆき)

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特大ボリュームの「ペテロの葬列」。

冗談抜きで、一文も見逃せないし、休みどきもなくて、4時間ぶっ通しで一気読みしました。

宮部みゆき「杉村三郎」シリーズ3作目「ペテロの葬列」のあらすじと感想をネタバレなしで紹介します。

気になったらぜひ読んでみてください。

「ペテロの葬列」のあらすじ

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あらすじ

主人公・杉村三郎が乗ったバスが、拳銃を持った老人にジャックされた。

3時間ほどで解決し、人質は全員無事。犯人は自殺。

これで解決かと思ったものの、犯人である老人の振舞いが気になる杉村。

犯人は何者なのか?バスジャックの目的は?呼んでほしいと頼んだ3人は誰?

「ペテロの葬列」の感想

「ペテロの葬列」は、最後の一行まで落ち着かせてくれないミステリー。

メインの謎はバスジャックなんだけど、ほかにもいくつか謎が生まれてて、どれも目が離せない。

ミステリーって途中は流し読みすることが多いんだけど、なにひとつ流し読みできなかった

謎は明かされるんだけど、最後の最後まで明かされ続ける謎の結末には、さすがに呆然。

いい悪いで割り切れない。全部をはっきりさせるなんてできない、根絶やしになんてできない。

物語のハッピーエンドじゃなくて、現実の世界のひとつの区切りって感じで描かれるのが、リアルを感じました。

文庫本で上下巻あるんだけど、まじで一気読みしちゃうからまとめて買っておくのがおすすめです。

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