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おすすめ本まとめ

このミステリーがすごい!歴代ベスト10から選んだおすすめ【10作品】

2023年11月29日

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毎年12月に発表される「このミステリーがすごい!」。

どれも面白そうだけど、多すぎて選べない…

という人向けに、ミステリー好きの私がおすすめの作品を集めました。

どれも面白い作品なので、気になる作品があればぜひ読んでみてくださいね!

「このミステリーがすごい!」歴代ベスト10から選んだおすすめ【10作品】

「このミステリーがすごい!」歴代ベスト10から選んだ、おすすめの10作品はこちら▼

  1. 名探偵と海の悪魔
  2. 自由研究には向かない殺人
  3. オクトーバー・リスト
  4. ヨルガオ殺人事件
  5. medium 霊媒探偵城塚翡翠
  6. 湖畔荘
  7. 風の影
  8. 魔王の島
  9. 絡新婦の理
  10. 双頭の悪魔

① 名探偵と海の悪魔

あらすじ

1634年のジャカルタ。

貿易船に、囚人として乗せられた”名探偵”とその相棒。

出航の直前、不気味な予言をつぶやいて死んだ男性。

出航後に起こるさまざまな怪事件と、現場に残された悪魔の印。

動けない名探偵に代わって、相棒が事件を捜査するが…

ミステリーあり、海の上の冒険あり、怪奇現象あり。

「名探偵と海の悪魔」は、いろんな面白さがぎゅぎゅっとつまった作品。

めっちゃ分厚いですが、飽きることなく最後までドキドキを味わえます。

怪奇現象はありますが、ホラーではないのでホラーが苦手な方も安心して読めますよ^^

ボリューム満点のミステリーを読みたい方にぴったり!
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【このミス4位】「名探偵と海の悪魔」は面白すぎる船上ミステリー

② 自由研究には向かない殺人

あらすじ

資格取得のため、自由研究に取り組むことになった高校生・ピッパ。

自由研究の題材は、5年前に起きた少女の失踪事件。

当時の警察の調査で、交際相手の少年が少女を殺害したあと自殺したとされていた。

自殺した少年を知っていたピッパは、彼の無実を証明するため、ネットやSNSを使って真相を探りだすことに…

SNSやチャットをガンガン使って捜査する、今どきのミステリー。

SNSのやりとりが横文字のまま、ページに描かれています。

なので、ふだん小説を読まない方も読みやすいんです。

「自由研究には向かない殺人」は3部作になっていて、2023年7月に完結作が発売されました。

衝撃度たっぷりの3部作になっているので、ぜひ読んでみてくださいね^^

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【2023年7月最新】全3作のあらすじまとめ「自由研究には向かない殺人」シリーズ

③ オクトーバー・リスト

あらすじ

娘を誘拐された母・ガブリエラ。

隠れ家で友人を待っていると、誘拐犯があらわれた!

彼は手に持っていた銃を持ち、笑った。そして銃声が…

最終章から1章に逆行する、驚きのミステリー。

最終章からさかのぼっていくので、正直言って慣れるまではしんどいです。

けれど、そこを乗り越えると最高の衝撃を味わえます!

「なにかあるんだろう」といろいろ予想していたのですが、完全にやられました…

どんでん返しが好きな人にピッタリです^^

④ ヨルガオ殺人事件

あらすじ

「カササギ殺人事件」から2年後。

”わたし”は、ある夫婦に行方不明になった娘の捜索を依頼される。

依頼した理由は、昔”わたし”が編集した本にあった…

捜索のヒントを探すため、”わたし”は自分が編集した小説を読みなおすことに。

「カササギ殺人事件」の続編。

「カササギ殺人事件」と同じように、現実と小説、2つのミステリーを楽しめる作品です。

前作とは違い、小説は完結済み。

なので、前作「カササギ殺人事件」よりもスムーズに読めます。

特に、アガサ・クリスティーの作品が好きな方は、「ヨルガオ殺人事件」の方がハマるはず。

クリスティー好きの私も「ヨルガオ」の方がお気に入りです^^

朗読を聴けるサブスク「オーディブル」でも聴けるので、サンプルだけでも聴いてみてください▼

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【アンソニー・ホロヴィッツ】おすすめの読む順番を紹介!

⑤ medium 霊媒探偵城塚翡翠

あらすじ

男性推理作家が知り合いの女性と訪ねたのは、女性霊媒師・城塚翡翠。

死者を視る力を持つ彼女が視たものをもとに、史郎はある殺人事件を解決する。

その後もいくつかの殺人事件を解決した2人は、ある連続殺人事件を調べることに…

王道のミステリーが好きなら「medium 霊媒探偵城塚翡翠」がおすすめ。

いろんな「ミステリーあるある」を楽しみつつ、極上ミステリーを味わえちゃいます。

シンプルに「面白いミステリーが読みたい!」という人にピッタリ。

続編も発売中なので、よかったら合わせて読んでみてください^^

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⑥ 湖畔荘

あらすじ

謹慎中の女性刑事が、祖父の家に滞在中にみつけた1軒の屋敷・湖畔荘。

その屋敷では、70年前に赤ちゃんが失踪し迷宮入りになっていた。

女性刑事が犯したある失敗と、迷宮入り事件が入り交じり、謎は深まっていく…

トリックや、連続殺人より、過去に起きた謎を解き明かすミステリーが好き!

こんな人におすすめなのが「湖畔荘」。

迷宮入り事件に関係した人物たちの回想シーンが多いのがポイント。

ハラハラドキドキしながら真相に近づけますよ。

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⑦ 風の影

あらすじ

1945年、スペインのバルセロナ。

少年ダニエルは、父に連れられて「忘れられた本の墓場」へ行く。

運命の本「風の影」に感動したダニエルは、同じ作家の本を全部読みたい!と熱望。

しかし、その作家の本は謎の人物によってすべて焼かれてしまっていた…

本が大好きなミステリー好きにピッタリのミステリー。

運命の本との出会い。謎に包まれた作家。その作家の本を次々に燃やしている謎の人物。

本好きなら胸がときめかないはずがない作品です!

ミステリーではありますが、歴史や冒険要素もつまっていて、読みごたえたっぷり

ぜひ、作者が描いた「迷宮」に入ってみてください^^
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⑧ 魔王の島

あらすじ

祖母が亡くなったと知らせを受けたサンドリーヌ。

ところが、サンドリーヌは祖母に会ったことがなかった。

孤島に住み続け、娘にも孫にも会いに来なかった祖母。

祖母の遺品を整理するため、サンドリーヌは船で孤島に向かうことに。

島で感じる不気味な気配の正体は?

どうして祖母は、死ぬまで孤島に住み続けていたのか?

「魔王の島」は、ミステリーかって言われるとむずかしい作品です。

でも、めちゃめちゃ面白い!

物語に振り回されるって感覚を久しぶりに味わいました。

なにを言ってもネタバレになりそうなので、だまされたと思って読んでみてほしい作品!

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【ネタバレなし】この結末は誰にも予想できない「魔王の島」

⑨ 絡新婦の理(じょろうぐものことわり)

あらすじ

世間を騒がせる目潰し魔。

女学校に存在する秘密サークルの怪しいウワサ。

全然関係なさそうに見える2つの事件が、蜘蛛の巣のように絡み合う。

巣の中心にいるのは誰?

「姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)」からはじまる「百鬼夜行シリーズ」の5作目。

作品の世界観。複数の事件が結びつく様子。ラストの展開。

個人的に、百鬼夜行シリーズでいちばん好きな作品です。

レンガ本と言われるとおり、めちゃめちゃ分厚いですが、サクサク読めますよ^^

百鬼夜行シリーズは17年ぶりに最新長編が発売されたので、この機会に一気に読みもおすすめです。

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【2023年9月最新】京極夏彦「百鬼夜行」シリーズの読む順番まとめ!【スピンオフもあり】

⑩ 双頭の悪魔

あらすじ

大学の推理研究会のメンバーが、ある村に行ったきり帰ってこない…

彼女を迎えに行くため、村に向かった部員たち。

部長だけ彼女に会えたものの、村につながる橋が濁流にのまれてしまう。

橋が直るのを待つことにしたが、村にいる2人と残された3人が、それぞれ殺人事件に巻き込まれてしまい…

「月光ゲーム」からはじまる「学生アリスシリーズ」の3作目。

この作品の面白いところは、単なるクローズドサークルものじゃないところ。

なんとクローズドサークルの外側でも事件が起こり、2つの事件がからみあっていくんです!

クローズドサークルものが好きな方なら楽しめるはず^^

シリーズものですが、「双頭の悪魔」から読んでも問題なく楽しめますよ。

「このミステリーがすごい!2024年」は、12月5日発売!

「このミステリーがすごい!2024年」が、12月5日に発売されます。

今年はランキング以上に特集が超豪華!

  • 青山剛昌さんと東野圭吾さんの特別対談
  • 京極夏彦さんの特別インタビュー

など、見どころ満載です。

いっしょに発売日にゲットしましょう!

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