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おすすめ本まとめ

ミステリ―好きが選ぶ!宮部みゆきのおすすめミステリー【5選】

2024年4月21日

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  • 宮部みゆきさんの作品を読みたい
  • ミステリーが好き

こんな方向けに、宮部みゆきさん作品のなかから、おすすめのミステリーを紹介します。

どの作品も面白いので、気になった作品からぜひ読んでみてくださいね。

ミステリ―好きが選ぶ!宮部みゆきのおすすめミステリー【5選】

宮部みゆきさんのおすすめミステリーは、以下の5作品▼

  1. 理由
  2. 火車
  3. 模倣犯
  4. 長い長い殺人
  5. ソロモンの偽証

① 理由

あらすじ

高層マンションで起きた殺人事件が起こり、4人が亡くなった。

ところが、亡くなった4人はその部屋に住む家族じゃなかった…

亡くなったのはいったい誰?どうして住んでいなかったのか?

「理由」のおすすめポイント

ドキュメンタリーのようなミステリ―

これが、「理由」の魅力。

最初に言っておくと、「理由」は登場人物がめちゃめちゃ多いです。

なので、「登場人物をしっかり把握しておきたい」という方には、やや不向き。

ただ、登場人物を覚えるのが大の苦手な私でもついていけたので、あまり気にしなくてOKです。

それどころか、ドキュメンタリーのような構成に、ぐいぐい引き込まれていきます。

ちなみに、「理由」は聴く読書「audible」でも聴けます▼

② 火車

あらすじ

知り合いに婚約者探しを頼まれた、休職中の刑事。

どうやら、彼女は自分の意思で失踪したらしい。

なぜ結婚間近になって失踪したのか?

彼女の失踪には、カード社会の闇が隠されていた。

「火車」のおすすめポイント

  • クレジットカードの闇がわかる
  • 「ここで終わり!?」というラスト

この2点が、「火車」の魅力。

学校では教えてくれない、クレジットカードの使い方と危険性

一歩間違えると、誰でも落ちる可能性のあるクレジットカードの闇が、わかりやすく描かれています。

個人的に、「火車」でいちばん印象に残っているのは、ラストシーン。

10年以上前に読んだ作品ですが、ラストシーンは今でも記憶に残っています。あれはすごかった…

“彼女はいったい誰なのか?”というメインの謎とともに、ぜひ楽しんで読んでみてください。

ちなみに、「火車」は聴く読書「audible」でも聴けます▼

③ 模倣犯

あらすじ

公園で見つかった、ハンドバッグと若い女性の右腕。

その後、犯人を名乗る人物がテレビ局にある電話をかけてきた。

「右腕は、バッグの持ち主とは別人」という内容を。

犯人は誰?わざわざテレビ局に電話をかけた理由は?

「模倣犯」のおすすめポイント

巻が変わるタイミングが完璧

これが、「模倣犯」の魅力。

文庫版の「模倣犯」は、全5巻。

各巻の変わるタイミングが、完璧すぎるんです。

続きが気になる終わり方。次の巻に入ったタイミングで、別のシーンへ切り替わる上手い構成。

ミステリ―としての内容は、もちろんとても面白いのですが、個人的には構成がすごいな~と思った作品です。

ちなみに、「模倣犯」は聴く読書「オーディブル」でも聴けます▼

④ 長い長い殺人

あらすじ

ある晩、ひとりの男性がひき逃げされ、死亡した。

調べてみると、被害者には多額の保険金がかけられていた。

これは事故ではなく、殺人?だとすると、誰がなんのために?

事件を調査する刑事、被害者の妻、目撃者など、関係者の財布が順番に語る事件の真相は?

「長い長い殺人」のおすすめポイント

語り手が「人」じゃなく「財布」

これが、「長い長い殺人」の魅力。

事件の関係者たちの財布が順番に語っていくんですが、これがすっごく面白いんです!

財布はかばんに入っていたり、ポケットに入っているので、持ち主の声や物音、心臓の音などで状況を把握していきます。

実際に目にしている場面が少ないので、謎はどんどん深まるばかり…

語り手の財布もどんどん変わるので、最後まで飽きずに一気に読めるミステリーです。

⑤ ソロモンの偽証

あらすじ

クリスマスの未明に転落死した、ひとりの男子中学生。

彼の死は自殺?それとも殺人?

真実を求める生徒たちは、意外な方法で真相を暴こうとする。

「ソロモンの偽証」のおすすめポイント

生徒・保護者・先生、それぞれの心境が丁寧に描かれている

これが、「ソロモンの偽証」の魅力。

大人が読んでも、子どもが読んでも共感できるポイントがたくさんあります。

大人が読むと、「大人になってしまった哀しさ」を感じるはず。

文庫版で6冊と、めちゃくちゃ長い作品ですが、最後までグダグダせずに読めるのは、さすが宮部みゆきさんという感じです。

ちなみに、「ソロモンの偽証」は聴く読書「オーディブル」でも聴けます▼

おわりに

宮部みゆきさんのおすすめミステリーを紹介しました。

どの作品も、重い雰囲気ですが読み応えバツグン。

ぜひ気になった作品から読んでみてくださいね。

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