- エラリー・クイーンの国名シリーズを読んでみたい
- どの順番でもいいみたいだから、面白そうな作品から読んでみたい
こんな人向けに、このページでは国名シリーズの個人的おすすめランキングを紹介します。
目次
【エラリー・クイーン】国名シリーズの個人的おすすめランキング！
国名シリーズ全9冊の、個人的なおすすめランキングは以下の通りです。
- フランス白粉の秘密
- オランダ靴の秘密
- ギリシャ棺の秘密、
- ローマ帽子の秘密
- エジプト十字架の秘密
- スペイン岬の秘密
- シャム双子の秘密
- チャイナ蜜柑の秘密
- アメリカ銃の秘密
① フランス白粉の秘密
デパートのショーウィンドウにある展示ベッドから、女性の死体が転がり出てきた。
どうしてわざわざ展示ベッドに死体を入れたのか？
様々な手がかりから、エラリーがたどり着いた真相は？
ポイント
【国名シリーズ】のなかで、最もエラリーの観察・推理が輝いてる作品。
エラリーの探偵道具もめちゃくちゃ好きです。
② オランダ靴の秘密
病院内で、手術を前に控え室で寝ていた大富豪の女性が絞殺された。
たった数十分のあいだに、どうやって殺害されたのか？
1足の靴と、小さなきっかけから、エラリーが真相を見つけだす。
ポイント
犯人の大胆さが好きな作品。
協力どころか、怪しい行動ばかりの容疑者たちも、読んでいてとても面白いです^^
≫ 大胆不敵な犯人を１足の靴から見つける「オランダ靴の秘密」
③ ギリシャ棺の秘密
大富豪の葬儀中のわずかな時間に、金庫から遺言状が盗まれた。
荷物も屋敷もくまなく探したけど、どこにもない。
エラリーの推理で、大富豪の棺のなかを探すと、死体がひとつ増えていた…
ポイント
若いエラリーが、犯人に振り回されながら成長する様子が楽しい作品。
まだ警察からの信頼を得られていないなか、エラリーに協力する人物がめちゃくちゃステキです。
④ ローマ帽子の秘密
舞台中に劇場で発見された、悪徳弁護士の死体。
死体からは、弁護士のシルクハットが消えていた。
劇場も観客の所持品も探したけれど、どこにも見当たらない…
シルクハットはどこへ？そして、誰がなんのために殺したのか？
クイーン警視と息子のエラリーが見つけた真相は？
ポイント
エラリーの推理と、クイーン警視の現場での指揮を楽しめる作品。
クイーン警視のギャップがいいですね^^
⑤ エジプト十字架の秘密
小さい村のＴ字路でＴ字形の道標に、男性の首なし死体がはりつけられていた。
半年後、別の場所でＴを思わせるものにはりつけられた、男性の首なし死体が発見される。
調べるうちに、ある復讐者が浮かび上がる。
復讐者はどこに潜んでいるのか？
エラリーが知識と推理を駆使して、復讐者を追いつめる。
ポイント
【国名シリーズ】で1番サスペンス要素の強い作品。
相棒役の教授がいいキャラをしていて、結構お気に入りです^^
≫ シリーズ中最もサスペンス要素の強い「エジプト十字架の秘密」
⑥ スペイン岬の秘密
岬にある別荘で、ひとりの男性が殺された。
ステッキを持ち、マントを羽織っていたが、その下は裸だった。
しかも同時に、別荘の主人の娘が誘拐されていた。
2つの事件の関係は？
事件を調べていたエラリーは、容疑者たちが隠している関係を徐々に明らかにしていく。
ポイント
容疑者たちの関係が明らかになっていくのが、読んでいて面白いです。
ラストにかけての怒涛の展開には、読んでいてワクワクしました。
⑦ シャム双子の秘密
山火事に遭遇し、山頂の屋敷に避難したクイーン父子。
火事がおさまるまで帰れないなか、屋敷の主人が殺害される。
彼の右手には、半分にちぎれたトランプが握られていた。
脱出不可能な状況で、クイーン父子が捜査をはじめるが…
ポイント
山火事に気を取られて推理どころじゃない、クイーン父子の様子が見れる作品。
推理に集中できないので、【国名シリーズ】で1番ポンコツな2人を楽しめます。
⑧ チャイナ蜜柑の秘密
ホテルの1室でひとりの男性が殺された。
部屋は密室のうえ、部屋中のものが逆さまになっていた。
犯人はなんのために逆さまにしたのか？
シリーズNo.1のトリックを楽しめる作品。
ポイント
すべてが逆さまという、これぞミステリーな現場で起こるミステリー。
【国名シリーズ】No.1のトリックは必見です。
⑨ アメリカ銃の秘密
ニューヨークのロデオ・ショーで、馬に乗っていた男性が銃で撃たれて殺された。
会場内をくまなく探すも、凶器の拳銃は見つからない…
検視の結果、上の方から撃たれたようで、撃たれたのはたった1発。
誰が、どうやって2万人の目の前で、男性を撃ち殺したのか？
たったひとりの犯人に絞る、エラリーの推理を楽しめる作品。
ポイント
2万人から犯人を絞り込むエラリーの推理の過程はさすがの一言。
ただ、容疑者たちがあまり深掘りされなかったのが、ちょっと残念…
おわりに
エラリー・クイーンの国名シリーズは、事件の時系列がバラバラなので、どこから読んでも楽しめるシリーズです。
面白そうな作品から読んでみてくださいね。
国名シリーズの発売順は、以下のページで紹介しています↓
Amazonプライムに加入すると
- 本が翌日（最短で当日）には届くので、
- 紙の本ですぐ読みたいけど
- 本屋に行く時間がない
ときに便利です。
本以外の商品もすぐに届くので、よければ検討してみてください↓
≫ 【公式】Amazonプライム 無料体験