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おすすめ本まとめ

【ハマるとヤバい】皆川博子のおすすめ作品【5選】

2023年3月1日

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この記事では、皆川博子さんのおすすめ作品を、5冊紹介します。

皆川博子さんの作品は、すべてではないですが、かなり読んでいるほうなので、参考になるはずです。

皆川博子さんの作品を読んだことがない方、いろいろ読んでみたい方は、ぜひご覧ください。

皆川博子のおすすめ作品【5選】

皆川博子さんの作品で、おすすめなのが以下の5作品です。

  1. 聖女の島
  2. 花の旅 夜の旅
  3. 倒立する塔の殺人
  4. クロコダイル路地
  5. 辺境図書館

1冊ずつ、あらすじとおすすめポイントを紹介します。

① 聖女の島

助けを求められた修道女が向かったのは、軍艦のような孤島。

島には修道会がつくった矯正施設があり、不良少女たちが集められていました。

施設の責任者が修道女を呼んだのは、施設を立て直すため。

彼らは、ある事故が起こった施設を立て直せる?

怖いけど妖しい魅力のある少女を矯正できる?

おすすめポイント

謎と妖しさがつまった幻想ミステリーです。

正統派もいいけど、いろんな要素のあるミステリーが読みたい人におすすめです!

とにかく面白い!読んでいて、何度も「うわぉ〜」と声が出てしまいました。

うっとりしちゃうミステリーです!

② 花の旅 夜の旅

売れない作家が頼まれた、旅行雑誌の連載小説。

その小説が進むごとに、関係者が亡くなっていきます。

事件を解くヒントは、小説のなか?

現実と小説が入れ替わりながら真相に近づくミステリーです。

おすすめポイント

1979年に書かれたとは思えないほど、面白いミステリーです。

小説は皆川博子さんらしい、ダークな文章。現実は、ポップな文章になっています。

ミステリーとしてはもちろん、作品内の小説もめちゃくちゃ面白いので、1冊で何倍も楽しめますよ。

③ 倒立する塔の殺人

舞台は、戦時中のミッションスクール。

ある日、ひとりの少女が亡くなり、彼女たちが回し書きしていた小説のノートを手にした主人公の少女。

誰がなにを書いていたのか?少女の死とのつながりは?

おすすめポイント

現実と小説の世界が混ざり合うミステリーです。

読んでいると、自分が現実にいるのか、小説のなかにいるのか、わからなくなってきます。

それが大きな魅力なのですが、シンプルなミステリーを求める人には、合わないかもしれません。

小説に振り回されたいときには、抜群におすすめの作品です。

④ クロコダイル路地

18世紀末のフランス革命で、運命が変わっていく人たちを描いた小説。

貴族と、彼のお供。日雇いで食いつなぐ平民の兄妹。

それぞれが革命によって傷を負い、復讐を企んでいきます。

おすすめポイント

時代に振り回される人々を描いた、ダークな物語。

歴史をもとにしていますが、幻想的な印象が強いので、歴史ものが苦手な人にもおすすめです。

⑤ 辺境図書館

《この辺境図書館には、皆川博子館長が蒐集してきた名作・稀覯本が収められている。知らない、読んだことがない、見つからない――。
そんなことはどうでもよろしい。読みたければ、世界をくまなく歩き、発見されたし。運良く手に入れられたら、未知の歓びを得られるだろう。(辺境図書館・司書)》

引用元:amazon.co.jp

おすすめポイント

皆川博子さんが偏愛する本のブックガイド。

知らない本ばかりなので、読書の世界が広がるはず!

エッセイもとっても素敵で、本への深い愛が伝わってきます。

読むと、もっと本が好きになりますよ。

まとめ

この記事では、皆川博子さんのおすすめ作品を紹介しました。

紹介したのは、以下の5作品。

  1. 聖女の島
  2. 花の旅 夜の旅
  3. 倒立する塔の殺人
  4. クロコダイル路地
  5. 辺境図書館

どの作品もとても面白いので、気になる作品があれば、ぜひ読んでみてくださいね。

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