- ケイト・モートンの作品を読んでみたい
- どんな作品があるのか知りたい
- おすすめを教えてほしい
- 自分に合う作品か知りたい
こんな人向けに、この記事ではケイト・モートンの作品をおすすめ順に紹介します。
読みやすさ重視でランキングをつけています。作品ごとのつながりはないので、気になる作品から読んでみてくださいね。
ケイト・モートンさんの作品の特徴も紹介しているので、合わせて参考にしてみてください。
読みやすさ重視!ケイト・モートン作品のおすすめランキング
ケイト・モートン作品のおすすめランキングは、こちらです。
- 湖畔荘
- リヴァトン館
- 忘れられた花園
- 秘密
1作ずつ、あらすじとおすすめポイントを紹介しますね。
① 湖畔荘
読みやすさ:
おもしろさ:
「湖畔荘」は、70年前に赤ちゃんが失踪した事件の真相を探るミステリー。
悲劇を連想させるプロローグ。語り手が変わるのに混乱しない構成。すべての謎が解ける瞬間のおろどきと喜び。
どれをとっても、ケイト・モートン作品のなかで1番です。
迷ったら、「湖畔荘」から読むのがおすすめです。
くわしい感想は、【ネタバレなし】ケイト・モートン「湖畔荘」は極上のミステリーで紹介しています。
② リヴァトン館
読みやすさ:
おもしろさ:
「リヴァトン館」の主人公は98歳のおばあさん。
彼女が若いときに、メイドとして働いていた「リヴァトン館」で起きた、ある事件について語るミステリーです。
語り手は主人公のみなので、ほかのケイト・モートン作品より読みやすいのがポイント。
ミステリーとしても面白いですが、お屋敷での生活の様子が、読んでいてとても楽しい作品です。
くわしい感想は、「リヴァトン館」はいくつもの秘密が隠されたミステリーで紹介しています。
③ 忘れられた花園
読みやすさ:
おもしろさ:
幼いころ、たったひとりで船に取り残された祖母。
どうしてひとりだったの?本当の両親は誰?
「忘れられた花園」は、亡くなった祖母の出生の謎を、孫娘が探るミステリーです。
語り手が少し多いので、上記2作品よりは読みにくいです。
けれど、絵本・スクラップ帖・茨の迷路など、謎を解くための手がかりがとってもステキなんです。
うっとりした気持ちで楽しめるミステリーです。
くわしい感想は、謎を解く手がかりにうっとり!「忘れられた花園」で紹介しています。
④ 秘密
読みやすさ:
おもしろさ:
「秘密」は、母親が過去にとった行動の真相を探るミステリーです。
母親が男性をナイフで刺した。その瞬間をたまたま見てしまった娘。母親と男性は初対面とされ、正当防衛に。
でも、男性は母の名前を呼んでいた。
あの日、どうして母は刺したのか?
「秘密」は、ミステリーとしてはかなり面白いです。
けれど、ほかの作品より登場人物が多く、語り手もころころ変わります。正直、ケイト・モートン作品のなかで1番読みにくいです。
なので、ほかのケイト・モートン作品を読んで、慣れたあとで読むのがおすすめです。
くわしい感想は、「秘密」は、母が過去にとった行動の意味を探るミステリーで紹介しています。
ケイト・モートン作品の特徴
ケイト・モートンさんの作品には、共通点があります。
具体的には、以下の4つ。
- 主人公はすべて女性
- 過去と現在が入り交じる物語
- 過去に起きた謎を探るミステリー
- 犯人捜しのミステリーではない
派手なトリックや、変わった屋敷、探偵といったものは、ケイト・モートンさんの作品には登場しません。
過去に起きた謎を、過去と現在の視点で追っていくミステリーです。
過去や記憶にまつわる物語が好きな人は、楽しめると思います。
まとめ
この記事では「ケイト・モートン作品のおすすめランキング」を紹介しました。
おすすめランキングはこちら。
- 湖畔荘
- リヴァトン館
- 忘れられた花園
- 秘密
作品ごとのつながりはないので、気になる作品から読んでみてください。