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おすすめ本まとめ

古典から新古典まで!必読の名作日本ミステリーおすすめ10選

2023年2月8日

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この記事では、20年以上前に発売された本の中から、必読の名作日本ミステリーを10冊紹介します。

  • ミステリーの数がありすぎて、どれを読めばいいかわからない
  • 日本のミステリーで押さえておくべき名作を知りたい

こんな人は、ぜひ参考にしてみてください。

必読の名作日本ミステリーおすすめ10選

20年以上前に発売された本の中から、必読の名作日本ミステリーは、以下の10冊です。

  1. 悪魔の手毬唄
  2. 占星術殺人事件
  3. 火車
  4. 容疑者Xの献身
  5. 十角館の殺人
  6. 葉桜の季節に君を想うということ
  7. すべてがFになる
  8. 絡新婦の理
  9. 双頭の悪魔
  10. しあわせの書

1冊ずつ、あらすじとおすすめポイントを紹介します。

① 悪魔の手毬唄

静養のために鬼首村(おにこべむら)を訪れた金田一耕助。

そこで、やはり殺人事件に巻き込まれます。

村に伝わる不気味な手毬唄に見立てて、少女が次々に殺されてしまいます。

誰が何のために、手毬唄に見立てて殺したのか?金田一耕助が調査に乗り出します。

おすすめポイント

ミステリーの面白い要素が詰まってます!

村に伝わる手毬唄、見立て殺人、過去に起きた事件とのつながりなど、盛りだくさん。

何度読んでも面白いミステリーです。

② 占星術殺人事件

40年前の未解決事件を、名探偵・御手洗潔が追うミステリー。

その事件は、6人の女性が行方不明になったあと、日本各地で体の一部が切り取られた状態で見つかるという、衝撃的な事件。

事件前に殺された画家が、6人の女性の体から完璧な女性をつくるという計画を立てていた。

もしかして、その計画が実行されたのか…?

おすすめポイント

「東西ミステリーベスト100」で、日本部門第3位に選ばれたミステリーです。

読者への挑戦状もある、名作本格ミステリーです。

③ 火車

休職中の刑事が知り合いに頼まれたのは、婚約者を探すこと。

どうやら、彼女は自分の意思で失踪したらしい。

なぜ結婚間近になって失踪したのか?

彼女の失踪には、カード社会の闇が隠されていた。

おすすめポイント

1998年の作品ですが、「火車」で描かれるカード社会の闇は、今も変わらず。

面白いけど、胸がつまるミステリーです。

「ここで終わり?」と言ってしまうラストは必見です。

④ 容疑者Xの献身

高校の数学教師の石神が、元夫を殺してしまった隣人の母娘を助けるため、完全犯罪を計画します。

天才数学者でもある石神が立てた計画は完璧に思われた。

しかし、事件の捜査に加わったのは、石神の親友・湯川学。

湯川は、親友が立てた完全犯罪計画を暴けるのか?

おすすめポイント

直木賞と「このミステリーがすごい!」で大賞を獲得した作品。

ガリレオシリーズで最も有名で、最も面白い作品です。

映画化もされており、ラストは涙なしには見れません。

⑤ 十角館の殺人

事件の舞台は、孤島に建てられた十角形の館。

館を訪れた大学のミステリー研究会の7人が、ひとりずつ殺されていく。

おすすめポイント

たった1行で世界が変わるミステリー!

1987年に発売された作品ですが、衝撃も面白さも全く色あせない名作です。

⑥ 葉桜の季節に君を想うということ

主人公の成瀬将虎は、元私立探偵。

今は、自称・何でもやってやろう屋をしています。

知り合いの女性から、怪しい霊感商法の調査を依頼された成瀬。

そんなとき、成瀬は自殺しようとしていた女性と運命的な出会いを果たします。

おすすめポイント

いろんな賞を受賞した作品。

ある場面から世界が一変し、2度読みすること間違いなしの名作です。

⑦すべてがFになる

天才科学者・真賀田四季に会うため、大学のゼミ旅行を利用して孤島の研究所を訪れた、西之園萌絵と犀川創平。

2人が研究所を訪れた直後、真賀田四季の部屋からウエディングドレスを着た死体が現れた。

死体の両手両足は切断されていたのに、部屋は無人。

部屋の扉は何年も開いておらず、監視カメラにも侵入者の姿はない。

不可解な密室殺人に2人が挑む。

おすすめポイント

タイトルの意味がわかると、呆然としてしまうミステリーです。

登場人物たちは頭がいい人ばかり。かしこいキャラが好きな人は楽しめるはずです。

関連記事:【森博嗣】おすすめのシリーズ5つと読む順番を総まとめ!

⑧ 絡新婦の理

世間を騒がせる目潰し魔。

女学校に存在する秘密サークルの怪しいウワサ。

全然関係なさそうに見える2つの事件が、蜘蛛の巣のように絡み合う。

巣の中心にいるのは誰?

おすすめポイント

2つの事件がつながっていくのが本当に面白いミステリーです。

文庫本なのに1400ページもある作品ですが、読みやすい文章なので、案外サクサク読めますよ。

関連記事:「絡新婦の理」のあらすじとオススメポイント【2つの殺人が絡み合う】

⑨ 双頭の悪魔

大学の推理研のメンバー・マリアが、山中に孤立する村に行ったきり帰ってこない。

マリアに会うため村に向かう、4人のメンバー。

メンバーのひとりが彼女に会えたものの、村につながる橋が濁流にのまれてしまう。

橋が直るのを待とうとするが、村にいる2人と残された3人が、それぞれ殺人事件に巻き込まれてしまいます。

おすすめポイント

2つの場所で同時に殺人事件が起こるので、2倍楽しめるミステリーです。

読者への挑戦状が、3回出題されるのもポイント。ぜひ謎解きにチャレンジしてみてください。

⑩ しあわせの書

ある大きな宗教団体は、教祖の継承で問題が起こっていた。

信者も失踪してしまい、”ヨギガンジー”は超能力を見込まれ捜索を依頼される。

捜索中に見つけたのは、布教用の小冊子「しあわせの書」。

この「しあわせの書」には、ある秘密が隠されていた…

おすすめポイント

最大のポイントは、唯一無二と言える「トリック」。

トリックがわかった瞬間、きっと呆然とするはず。

200ページほどの短い本なので、騙されたと思ってぜひ読んでみてください。

まとめ

この記事では、20年以上前に発売された本の中から、必読の名作日本ミステリーを紹介しました。

紹介したのは、以下の10冊です。

  1. 悪魔の手毬唄
  2. 占星術殺人事件
  3. 火車
  4. 容疑者Xの献身
  5. 十角館の殺人
  6. 葉桜の季節に君を想うということ
  7. すべてがFになる
  8. 絡新婦の理
  9. 双頭の悪魔
  10. しあわせの書

今読んでも楽しめる本ばかりなので、気になる本があればぜひ読んでみてください。

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