- 金田一耕助シリーズが気になる
- たくさんありすぎて、選べない
- とりあえず1冊読んで、自分に合うか確かめたい
金田一耕助シリーズをこれから読む人向けに、最初の1冊におすすめの作品を紹介します。
どれも読みやすい本ばかりなので、気になる作品があれば、チェックしてみてください。
金田一耕助シリーズおすすめ5選
金田一耕助シリーズのなかで、最初の1冊におすすめの作品は、次の5冊です。
- 本陣殺人事件
- 悪魔の手毬唄
- 犬神家の一族
- 女王蜂
- 悪魔が来りて笛を吹く
ここからは、作品ごとにあらすじ・おすすめポイントを紹介します。
① 本陣殺人事件
新婚の夫婦が、結婚式が行われた夜に寝室で殺されていました。
外は雪が降っていましたが、足跡はゼロ。
新婦の叔父が、知り合いである金田一耕助に事件の調査を依頼する、という話です。
おすすめポイント
中編作品なので、ほかの作品より短時間で読めます。
登場人物も少なく、事件もシンプル。
金田一耕助のデビュー作なので、まさに最初の1冊におすすめです。
② 悪魔の手毬唄
村に伝わる手毬唄に見立てて、少女たちが次々に殺害されていきます。
この村では、23年前にも殺人事件が起きていました。
過去の事件との関係も含めて、たまたま静養で村を訪れていた金田一耕助が調査する、という話です。
おすすめポイント
何度も映像化されているだけあって、読みやすくて面白いです!
村に伝わる手毬唄、見立て殺人、村に凱旋したスター、怪しさ満点の老婆と、ミステリーの面白要素がつまっています。
そのため、何度読んでも楽しめる作品です。
③ 犬神家の一族
「犬神家の一族」というと、「白いゴムマスクの男」をイメージする人も多いと思います。
「白いゴムマスクの男」と彼の兄弟2人を中心に。遺産をめぐる連続殺人。
それが「犬神家の一族」です。
おすすめポイント
シリーズのなかでダントツにインパクトが大きい作品なので、最後まで飽きません。
白いゴムマスクの男、水面から見える2本の脚、悪意丸出しの遺言といった、強烈なインパクトとツッコミがいのある要素が盛りだくさんです。
④ 女王蜂
物語の中心は、絶世の美女・智子。
智子は、18歳の誕生日に住んでいる島から、東京に引っ越します。
ところが引っ越したあと、智子の周りで次々に殺人事件が発生。
19年前に島で起きた変死事件と関係があると推理した金田一耕助が、過去と現在の事件を追う、という話です。
おすすめポイント
サスペンス要素が強く、とても読みやすいのが特徴です。
金田一耕助シリーズのなかでは、ドロドロした感じが少ないので、最初の1冊に向いています。
⑤ 悪魔が来りて笛を吹く
世間を騒がせた毒殺事件の容疑者・椿英輔。
元子爵の彼は、遺書を残して亡くなってしまう。
その後、椿家の人物が次々に殺害されていく、という話です。
おすすめポイント
シリーズのなかでも、ドロドロ感が強い作品です。
派手なトリックはありませんが、読みやすいので、最初の1冊におすすめです。
圧巻のラストシーンは必見!
まとめ
この記事では、金田一耕助シリーズのなかで、最初の1冊におすすめの作品を紹介しました。
紹介したのは、次の5冊です。
- 本陣殺人事件
- 悪魔の手毬唄
- 犬神家の一族
- 女王蜂
- 悪魔が来りて笛を吹く
気になる作品があれば、まずは1冊読んでみてください。