記事内のリンクには広告が含まれますが、記事の内容は「本が大好きな管理者」の意思で自由に書いてます^^

シリーズの読む順番

今読んでも面白い!海外古典ミステリーおすすめ10冊

2023年1月20日

recommended-foreign-classic-mysteries

この記事では、おすすめの海外古典ミステリーを10冊紹介します。

今読んでも面白い作品ばかり。気になる作品があれば、ぜひ読んでみてくださいね。

今読んでも面白い!海外古典ミステリーおすすめ10冊

おすすめの海外古典ミステリーは、以下の10冊です。

  1. そして誰もいなくなった
  2. オリエント急行の殺人
  3. 毒入りチョコレート事件
  4. 幻の女
  5. 皇帝のかぎ煙草入れ
  6. シンデレラの罠
  7. 七人のおば
  8. ママはなんでも知っている
  9. 人魚とビスケット
  10. ミステリ講座の殺人

1冊ずつ、あらすじとおすすめポイントを紹介します。

① そして誰もいなくなった

孤島に集められた10人の男女。ところが、招待主の姿は見えず…

夕食中、謎の声によって招待客たちの犯罪が暴露されます。

その後、童謡の歌詞の通りにひとりずつ殺されていき…

おすすめポイント

最も売れたアガサ・クリスティー作品です。

1939年に書かれたものですが、今読んでも超面白いです!

トリックや設定はもちろん、ぐいぐい読み進めてしまう文章は必見です。

② オリエント急行の殺人

事件の舞台は、豪華列車オリエント急行。乗客は、身分も国籍もさまざま。

その列車内で殺人事件が発生します。

ところが、すべての乗客には完璧なアリバイが…。

事件を解決するため、たまたま乗っていたエルキュール・ポアロが捜査をはじめます。

おすすめポイント

名探偵エルキュール・ポアロが登場する作品のなかで、かなり有名な作品。

テンポがいいので、ポアロ作品の1冊目にもおすすめです。

③ 毒入りチョコレート事件

迷宮入り間近の「毒入りチョコレート事件」。

試食した夫妻のうち、夫は一命を取り留めましたが、妻は死亡。

ところが、チョコレートは本当は別の人に送られたものでした…。

犯罪研究会のメンバーは、ひとりずつ自分の推理を披露していきます。

おすすめポイント

犯罪研究会のメンバーそれぞれの推理が読めるのが面白いです。

推理には、それぞれの性格や得意分野を使っているので、いろんな面で事件を推理することができます。

④ 幻の女

妻とケンカして別れた夫。その後、妻が殺されてしまいます。

夫は逮捕されてしまい、死刑執行間近。

夫のアリバイを証言できるのは、たまたま出会った変な帽子の女性だけ。

女性と行った店に尋ねても、誰も彼女を覚えていない…

夫は死刑執行までに女性を見つけ、自分の無罪を証明できるのか?

おすすめポイント

今読んでもハラハラドキドキするサスペンスミステリーです。

なんで誰も彼女を覚えていないのか?死刑執行までに本当に間に合うのか?

読み始めるとページをめくる手が止まらなくなるはずです。

⑤ 皇帝のかぎ煙草入れ

殺人容疑をかけられた女性・イヴ。

ある事情で無実を証明できないイヴは、絶体絶命。

どうすればうまく無実を証明できる?

おすすめポイント

アガサ・クリスティーがトリックに脱帽したとされる作品。

300ページほどの長さなので、だまされたと思って読んでみてください。

⑥ シンデレラの罠

「私は、探偵で証人で被害者で犯人です」

わたし・ミは火事にあい、奇跡的に生き延びたが、大やけどを負ったうえに記憶を失ってしまう。

一緒にいたドは、死んでしまった。

わたしは本当にミなの?もしかしてドなのかもしれない…

おすすめポイント

本当に1962年に書かれた本なの!?というくらい、今読んでもめちゃくちゃ面白い作品です。

ミステリー好きなら読んで損はありません。

⑦ 七人のおば

友人からの手紙で、おばが夫を殺して自殺したと知った主人公・サリー。

ところが彼女にはおばが7人もいるので、誰のことかわからない。

サリーは夫とおばたちとの過去を振り返りながら、犯人を捜そうとします。

おすすめポイント

安楽椅子探偵もののミステリーです。

自分の記憶のみで推理する、かなり変わった作品になっています。

クセが強すぎるおばたちが、読んでいてとても面白いです。

⑧ ママはなんでも知っている

刑事のデイビッドは、毎週金曜に妻と実家のママを訪れる。

食事中に話題になるのは、デイビッドが捜査中の事件。

彼の話を聞いたママは、簡単な質問をするだけで真相をあっという間に見抜いてしまう。

おすすめポイント

安楽椅子探偵ものの短編ミステリーです。

短編なのでサクサク読めるうえ、今読んでも全然古臭くありません。

安楽椅子探偵ものが好きなら、きっと楽しめるはずです。

⑨ 人魚とビスケット

実際に投稿された新聞広告をもとに書かれた小説。

「ビスケット」が「人魚」にあてた広告には、実名は書かれていなかった。

なんとか彼らに接触できた主人公は、彼らの不思議な体験を聞くことになります。

おすすめポイント

実際の新聞広告をもとにしているというのが、かなり魅力的。

彼らは誰で、どうしてあんな広告を出したのか?

漂流記あり、ミステリーあり。読み応え抜群の1冊です。

⑩ ミステリ講座の殺人

有名なミステリー作家の講座を受けるため、作家の屋敷を訪れた主人公。

その矢先、屋敷内で殺人事件が発生。

主人公は、ほかの講座参加者とともに、事件を調べることに…

おすすめポイント

犯人を捜す手がかりが、巻末に索引になっているのが面白いところ。

読者にとっても「ミステリ講座」になっている作品です。

まとめ

この記事では、おすすめの海外古典ミステリーを10冊紹介しました。

  1. そして誰もいなくなった
  2. オリエント急行の殺人
  3. 毒入りチョコレート事件
  4. 幻の女
  5. 皇帝のかぎ煙草入れ
  6. シンデレラの罠
  7. 七人のおば
  8. ママはなんでも知っている
  9. 人魚とビスケット
  10. ミステリ講座の殺人

本選びの参考になれば嬉しいです。

-シリーズの読む順番