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おすすめ本まとめ

移動や家での時間が充実する!連休中におすすめの小説15選

2023年7月23日

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  • もうすぐ連休
  • 連休中やることないし、なにか本を読みたい
  • 連休中におすすめの小説を知りたい
  • 読み応えがある作品がいい

こんな人向けに、「連休中におすすめの小説」を集めました。

面白い本を読むと、休みの充実度がグーンとアップします。

連休のおとも探しにぜひ参考にしてくださいね。

連休中におすすめの小説【15選】

連休中におすすめの小説は、以下の15冊です▼

  1. 名探偵と海の悪魔
  2. 自由研究には向かない殺人
  3. 絡新婦の理
  4. 百年の孤独
  5. 魔王の島
  6. 花の旅 夜の旅/聖女の島
  7. 薔薇の名前
  8. 風と共に去りぬ
  9. 光の帝国
  10. 精霊たちの家
  11. オクトーバー・リスト
  12. 予告殺人
  13. モモ
  14. 活版印刷三日月堂
  15. わたしを離さないで

① 名探偵と海の悪魔

舞台は、1634年のジャカルタ。

ジャカルタからアムステルダムへ向かう貿易船に、囚人として乗せられた”名探偵”とその相棒

出航の直前、ひとりの男性が不気味な予言を口にして亡くなります。

名探偵は出航をやめるように訴えますが、貿易船のボスは無視して出航。

出航後、船のなかで不思議な事件が次々に起こります。現場に残されていたのは、悪魔の印

部屋に閉じ込められている名探偵の代わりに、事件を捜査することになった相棒。

貿易船のボスの妻といっしょに調べていくと、次々に明らかになる悪魔と乗客の関係

貿易船で一体なにが起こっているのか?

ポイント

ミステリーあり、海洋冒険あり、怪奇現象あり。

いろんな要素がぎゅうぎゅうに詰まった作品です。

読み応えたっぷりなので、連休中に一気に読むのがおすすめ^^

≫ 【このミス4位】「名探偵と海の悪魔」は面白すぎる船上ミステリー

② 自由研究には向かない殺人

資格取得のため、自由研究に取り組むことになった高校生・ピッパ。

自由研究の題材は、5年前に起きた少女の失踪事件。

当時の警察の調査で、交際相手の少年が少女を殺害したあと自殺したとされていた。

自殺した少年を知っていたピッパは、彼の無実を証明するため、ネットやSNSを使って真相を探りだすことに…

ポイント

SNSやメール・チャットを使って謎を解く「現代版ミステリー」。

SNSのやりとりなどがそのまま載っているので、「海外ミステリーは苦手…」という人も、読みやすい作品になっています。

このシリーズは3部作となっていて、2023年7月に完結作が発売されたばかり

ぜひ連休中にシリーズを一気読みしてみてください^^

≫ 全3作のあらすじまとめ「自由研究には向かない殺人」シリーズ

③ 絡新婦の理

世間を騒がせる目潰し魔。

女学校に存在する秘密サークルの怪しいウワサ。

全然関係なさそうに見える2つの事件が、蜘蛛の巣のように絡み合う。

巣の中心にいるのは誰?

ポイント

めちゃめちゃ分厚いですが、ひとつひとつの文章が読みやすいので、サクサク読めます。

バラバラに見える事件がつながっていく様子は、さすが京極夏彦!という感じ。

文庫本で1,400ページあるので、連休中にじっくり読んでみてください^^

≫ 「絡新婦の理」のあらすじとオススメポイント【2つの殺人が絡み合う】

④ 百年の孤独

蜃気楼の村・マコンド。

村ができ、栄え、廃れていくまでの100年を、開拓者の一族・ブエンディア家の運命とともに描く。

ポイント

ノーベル文学賞を受賞した、G.ガルシア=マルケスの作品。

日本語版は1972年に発売され、未だに文庫化されていません。

ひとつの村がつくられ、栄え、廃れていく物語は、非日常を感じさせてくれます

最初は読みにくいですが、とても面白いので、ぜひ連休中にチャレンジしてみてください^^

⑤ 魔王の島

新聞記者のサンドリーヌは、ある日、祖母が亡くなったと知らせを受けます。

ところが、サンドリーヌは祖母に会ったことがありませんでした

孤島に住み続け、娘にも孫にも会いに来なかった祖母。

祖母の遺品を整理するため、サンドリーヌは船で孤島に向かいます。

島で感じる不気味な気配の正体は?

どうして祖母は、死ぬまで孤島に住み続けていたのか?

ポイント

小説に振り回されたい人は必読の本。

あらすじからは全く予想できない展開が待っています。

刺激のある読書体験は、連休を充実したものにしてくれるはず。

海外小説が苦手でも読みやすいですよ^^

≫ 【ネタバレなし】この結末は誰にも予想できない「魔王の島」

⑥ 花の旅 夜の旅/聖女の島

売れない作家が頼まれた、旅行雑誌の連載小説。

その小説が進むごとに、亡くなっていく関係者たち。

事件を解くヒントは、小説のなか?(花の旅 夜の旅)

助けを求められた修道女が向かったのは、軍艦のような孤島。

島には、修道会がつくった不良少女たちの矯正施設があった。

修道女は施設を立て直せるのか?(聖女の島)

ポイント

2つの作品を読めるお得な1冊。

「花の旅 夜の旅」はシンプルなミステリーで、「聖女の島」は幻想的なミステリーです。

幻想的でうっとりできる作品なので、ステキな時間を過ごせるはず。

≫ 【ハマるとヤバい】皆川博子のおすすめ作品【5選】

⑦ 薔薇の名前

連続殺人が起きたのは、中世イタリアの修道院。

事件を解くカギは、迷宮の図書館にあるらしい。

地の宝庫である図書館で見つけた答えは?

全世界で大ベストセラーとなった、長編歴史ミステリー。

ポイント

単行本で上下巻ある、大ボリュームの作品。

長いうえに読みやすくもないので、連休中に読み終わらないかもしれません。

でも、ずっと記憶に残るほどの強烈な世界観と内容なので、読む価値は十分あります。

連休中、ひとつの作品にどっぷり漬かりたいという人におすすめ^^

⑧ 風と共に去りぬ

アメリカ南部の大農園で暮らす、16歳の少女・スカーレット。

想い人が別の人と結婚すると聞いた彼女は、やけになって別の男性と結婚してしまう。

直後にはじまった南北戦争をきっかけに、スカーレットの波乱万丈の人生がはじまる。

ポイント

文庫本で5冊と長い作品ですが、主人公・スカーレットの後ろを振り向かず前だけ見て進むので、読むほうもぐいぐい読めます。

スカーレットの姿に元気をもらえるので、連休中に休みつつ元気を出したい人におすすめ^^

⑨ 光の帝国

いろいろな種類の不思議な力を持つ、常野一族。

ものすごい記憶力や、未来を先読みする力を持った常野一族の、とっても不思議なミステリー。

ポイント

不思議な力をもつ一族のお話。

ひとつひとつの話が短いので、長い話が苦手な人も楽しく読めるはず。

いろんな力が登場するので、非現実を味わえますよ^^

「光の帝国」のなかの2つの作品については、続編も出ているので、気に入ったら読んでみてください。

「大きなひきだし」が気に入った人はこちら▼

「オセロ・ゲーム」が気に入った人はこちら▼

≫ 不思議な力をもつ一族の優しくて怖い物語「光の帝国」

⑩ 精霊たちの家

予知能力のあるクラーラから3世代にわたって、女たちの運命を精霊たちが見守る家とともに描く、幻想的な物語。

ポイント

一族の物語・幻想的な話が好き、という人におすすめの作品。

精霊が登場したり、絶世の美女が登場したりするので、おとぎ話が好きなら楽しめるはずです。

⑪ オクトーバー・リスト

娘を誘拐された母・ガブリエラ。

隠れ家で友人を待っていると、誘拐犯があらわれた!

彼は手に持っていた銃を持ち、笑った。そして銃声が…

最終章から1章に逆行する、驚きのミステリー。

ポイント

「あっと驚くミステリーを読みたい!」という人におすすめの作品。

気持ちよく鮮やかにだまされるので、気分いいです。笑

連休中は面白いミステリーを読みたい、というときにぜひどうぞ^^

≫ 【鳥肌】ラストから始まる「オクトーバー・リスト」は超面白い

⑫ 予告殺人

新聞の広告欄にあった殺人予告。

住人は「殺人ゲームのお知らせに違いない」、と予告時間の前に現場に集合。

予告された時間になると、部屋の明かりが消えて銃声が鳴り響いた。

誰が撃ったのか?なんのために広告をのせたのか?

大胆な犯行をミス・マープルが解決するシリーズ最高傑作。

ポイント

「アガサ・クリスティー、読んでみようかな…」という人は、「予告殺人」からはじめるのもアリ。

ほかにも有名な作品がありますが、「予告殺人」のポイントは、新聞の広告欄という、今でも通用する設定をつかっているところ。

なので、はじめてでもすんなり話に入っていけるんです。

連休中はクリスティーに挑戦してみようかな、という人はぜひ読んでみてください^^

≫ 新聞に殺人予告!?シリーズ最高傑作「予告殺人」

⑬ モモ

話を聞いてもらうと悩みが解決してしまう、という不思議な力をもつ少女・モモ。

ある日現れた灰色の男たちによって、人々は知らないうちに時間を奪われてしまう。

日々を楽しむことを忘れ、余裕がなくなっていく人々。

そんな人々を元に戻すため、モモは灰色の男たちに立ち向かっていく。

ポイント

普段バタバタでずーっと忙しい、もっと心に余裕のある人生を送りたい、という人におすすめの作品。

「モモ」は児童書なので読みやすく、かつ子どもより大人に刺さる内容になっています。

連休をなにかを変えるきっかけにしたい、という人は読んでみてください。

きっといろんなヒントが見つかるはずです^^

⑭ 活版印刷三日月堂

店主が亡くなり、長い間空き家になっていた活版印刷・三日月堂。

ある日、店主の孫娘が三日月堂の営業を再開する。

手作業で印刷する活字から、言葉のあたたかみを感じ、心があたたかくなる小説。

ポイント

イヤなニュースばっかりで心が疲れてるから、ほっこりできる話を読みたい、という人におすすめの作品。

活版印刷を使って人に想いを届ける姿は、読んでいてジーンと心があたたかくなります。

SNSに疲れたときにもピッタリです^^

⑮ わたしを離さないで

”介護人”のキャシーの仕事は、”提供者”と呼ばれる人のお世話。

介護人をまもなく辞めるキャシーが、自身のこれまでの人生を振り返り語っていく。

生まれ育った”ヘールシャム”という施設。

そこで過ごした青春の日々と出会った大事な親友。

キャシーの人生が語られていくにつれて、さまざまな真実が明らかになっていく…

ポイント

なにか心に残る本を読みたい、という人におすすめの作品。

文章は読みやすいですが、内容は重いです。

でも、読むと自分の人生や周りの景色が変わります

いい本を読んだ、いい時間だった、という気分を味わいた人はぜひ読んでみてください^^

≫ 「わたしを離さないで」はテーマが重いけど読みやすい

おわりに

連休中におすすめの本を紹介しました。

本選びの参考になると嬉しいです。

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