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シリーズの読む順番

【森博嗣】S&Mシリーズ全10作の読む順番のおすすめはコレ!

2024年5月15日

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森博嗣さんの「S&Mシリーズ」。

全10作を楽しんで読める、おすすめの順番を紹介します。

ぜひ読むときの参考にしてくださいね。

【森博嗣】S&Mシリーズ全10作の読む順番のおすすめ

S&Mシリーズを読むときのポイントはこちら▼

  • 「有限と微小のパン」は最後がおすすめ
  • 「幻惑の死と使途」と「夏のレプリカ」は同時進行なので、続けて読むのがおすすめ
  • 上記以外の7作品は好きな順でOK

10作きっちり読むなら、以下の発売順に読むのがおすすめです▼

  1. すべてがFになる
  2. 冷たい密室と博士たち
  3. 笑わない数学者
  4. 詩的私的ジャック
  5. 封印再度
  6. 幻惑の死と使途
  7. 夏のレプリカ
  8. 今はもうない
  9. 数奇にして模型
  10. 有限と微小のパン

合本版として電子書籍で読めます。

「1冊ずつ買うのがめんどくさい…」

という方にぴったり▼

S&Mシリーズは、すべての作品が聴く読書「Audible」に対応しています。

通勤中や、お子さんの寝かしつけなど、なにもできないけどヒマなときに耳から聴けますよ▼

S&Mシリーズで絶対におさえておきたいのは3冊

10冊も読めない…

こんな方は、以下の3冊だけ読むのがおすすめです▼

  • すべてがFになる
  • 幻惑の死と使途
  • 有限と微小のパン

今後のシリーズを読む上での大事さを基準に選びました。

とりあえずこちらの3冊だけ読めば、S&Mシリーズ以降のシリーズを楽しめます。

S&Mシリーズ全10作のあらすじ

S&Mシリーズ全10作のあらすじを、以下の発売順に紹介します▼

  1. すべてがFになる
  2. 冷たい密室と博士たち
  3. 笑わない数学者
  4. 詩的私的ジャック
  5. 封印再度
  6. 幻惑の死と使途
  7. 夏のレプリカ
  8. 今はもうない
  9. 数奇にして模型
  10. 有限と微小のパン

① すべてがFになる

あらすじ

部屋から出てきたウエディングドレスを着た死体。

死体の両手両足は切断されていたのに、部屋は無人。

部屋の扉は何年も開いておらず、監視カメラにも侵入者の姿はない。

不可解な密室殺人の真相は?

「すべてがFになる」は、孤島の研究所を舞台にした密室ミステリー

1999年に発売された作品ですが、トリックも、研究所の設備も、まったく古臭くありません

タイトルと表紙が示す衝撃をぜひ!

② 冷たい密室と博士たち

あらすじ

大学の実験室で起こった密室ミステリー。

殺されたのは男女2人の大学院生。

現場となった実験室は、外から見えるけど密室状態。

周りの目があるなか、犯人はどうやって犯行を行ったのか?

「冷たい密室と博士たち」は、発売順は違いますが、森博嗣さんのデビュー作

目撃者がいるなかで大胆に行われる密室トリックを楽しめます。

③ 笑わない数学者

あらすじ

偉大な数学者が住む館で殺人事件が起こった。

前夜に開かれたパーティーで、庭の大きなオリオン像を消した博士。

翌日、再びオリオン像があらわれると同時に、2つの死体も見つかった。

犯人は誰?そして、オリオン像はどうやって消えた?

「笑わない数学者」は、犯人捜しよりも、登場人物たちの会話とタイトルの謎を楽しめる作品です。

特にタイトルの「笑わない数学者」に関する謎が、読み応えたっぷり。

④ 詩的私的ジャック

あらすじ

大学で起こった、女子大生連続殺人事件。

彼女たちは、ある歌詞のとおりに殺されていた。

しかも密室で。

歌詞を書き、被害者とも面識のあったロック歌手に疑いがかかるが…

「詩的私的ジャック」は、シリーズ作品のなかでもテンポが良く、サクサク読める作品です。

主人公2人の会話がとっても楽しい!

⑤ 封印再度

あらすじ

50年間解かれていない密室の謎。

50年後、問題となった密室で死体が発見される。

殺人事件と密室の謎にせまるミステリー。

タイトルの「封印再度」と「WHO INSIDE」の意味にビックリ!

⑥ 幻惑の死と使途

あらすじ

ショーの最中に殺された天才マジシャン。

奇跡の脱出を見せてきた彼だが、霊柩車から遺体が消えてしまう。

もしかして、これは天才マジシャンが最後に仕掛けたマジック?

「幻惑の死と使途」は、”幻”にまつわる名言が盛りだくさんの作品。

ミステリーを楽しみつつ、いろんな名言に心おどるはず。

7作目の「夏のレプリカ」と同時期に起こる事件のため、目次が奇数章のみとなっています。

⑦ 夏のレプリカ

あらすじ

夏休みに帰省した実家で誘拐されてしまった、西之園萌絵の元同級生・杜萌。

幸運にも杜萌と家族は無事だったものの、ひとり実家にいた兄が行方不明に。

杜萌たちが誘拐されたわけは?兄はいったいどこへ?

「夏のレプリカ」は、いろんな意味でシリーズでいちばんショックを受けた作品。

ほかの作品と雰囲気が違うので「あれ?」と思っても、ぜひ最後まで読んで欲しいです。

最後ちょっと泣いちゃいました。

6作目の「幻惑の死と使途」と同時期に起こる事件のため、目次が偶数章のみとなっています。

⑧ 今はもうない

あらすじ

ある別荘の隣り合った部屋で、姉妹がひとりずつ殺されていた。

部屋はどちらも密室。しかも運悪く、嵐におそわれ電話も使えない…

40歳の私は、西之園嬢と協力して推理することに。

「今はもうない」は、あらすじも感想も読まずに読んで欲しい作品。

タイトルの「今はもうない」がステキすぎる!

⑨ 数奇にして模型

あらすじ

模型交換会の会場で発生した密室殺人。

容疑者にあがったのは、ひとりの男性。

しかし彼は、同じころに別の場所で起きた事件の容疑者でもあった。

犯人は本当に彼なのか?

「数奇にして模型」は、2つの密室殺人の謎を楽しめる、お得感たっぷりの作品。

ページ数は多いですが、サクサク読めますよ。

読んだ後にタイトルを見るとにやけちゃうかも

⑩ 有限と微小のパン

あらすじ

友人たちとテーマパークを訪れた萌絵。

昔、死体消失事件が起きたというテーマパークで、萌絵たちは事件に巻き込まれる。

事件の裏にいるのは、天才・真賀田四季。

「有限と微小のパン」は、S&Mシリーズ完結作。

「すべてがFになる」で登場した「真賀田四季」が再登場します。

最後の最後まで魅せてくれる展開は必見!

S&Mシリーズの次は「Vシリーズ」がおすすめ

S&Mシリーズ、楽しかった!次に読むシリーズはなにがおすすめ?

こんな方には、「Vシリーズ」をおすすめします。

Vシリーズも全10作ありますが、S&Mシリーズよりはボリュームが少ないので、ぜひ読んでみてくださいね。

まとめ

森博嗣さんの「S&Mシリーズ」全10作の読む順番のおすすめを紹介しました。

S&Mシリーズを読むときのポイントはこちら▼

  • 「有限と微小のパン」は最後がおすすめ
  • 「幻惑の死と使途」と「夏のレプリカ」は同時進行なので、続けて読むのがおすすめ
  • 上記以外の7作品は好きな順でOK

10作きっちり読むなら、以下の発売順に読むのがおすすめです▼

  1. すべてがFになる
  2. 冷たい密室と博士たち
  3. 笑わない数学者
  4. 詩的私的ジャック
  5. 封印再度
  6. 幻惑の死と使途
  7. 夏のレプリカ
  8. 今はもうない
  9. 数奇にして模型
  10. 有限と微小のパン

絶対におさえておきたいのは、以下の3冊▼

  • すべてがFになる
  • 幻惑の死と使途
  • 有限と微小のパン

ぜひ読んでみてくださいね。

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