記事内のリンクには広告が含まれますが、記事の内容は「本が大好きな管理者」の意思で自由に書いてます^^

海外ミステリー

【ハラハラ】妻は自殺?それとも殺人?「サンドリーヌ裁判」

sandrines-case

「サンドリーヌ裁判」は、妻を殺害した疑いのある夫の裁判が描かれたサスペンス

最初から最後までハラハラドキドキさせられる本です。

この記事では、「サンドリーヌ裁判」のあらすじと面白かったところを紹介します。

「サンドリーヌ裁判」のあらすじ

妻を殺害したとして、裁判にかけられた夫。

亡くなった様子からみると、妻は自殺。

けれど、調べるうちに夫に不利な状況証拠が次々にあらわれ、疑われてしまう。

裁判が進むにつれて、明らかになる事実。

妻は自殺?それとも夫が殺害したの?

「サンドリーヌ裁判」の面白かったところ

「サンドリーヌ裁判」の面白かったところは、以下の2つ。

  • 最初から最後までハラハラドキドキ
  • ころころ変わる関係者への印象

最初から最後までハラハラドキドキ

「サンドリーヌ裁判」は、最初から最後までハラハラドキドキ。

理由は2つ。

  • 証人の証言で新たな事実が明らかになる
  • 主人公の夫が、明らかに何かを隠している

特に、主人公の夫のにおわせ加減がスゴイ行動が明らかに怪しいし、妻にうんざりしている。

読者には、事件の内容が少しずつ明かされます。でも、本当に少しずつしか明かされないので、ずっとハラハラさせられるんです。

「本当はなにが起こったんだろう?」
「裁判の結果はどうなるの?」

答えは最後の最後まで明かされません。

ハラハラドキドキを最初から最後まで味わえる。これが「サンドリーヌ裁判」の面白かったところです。

ころころ変わる関係者への印象

「サンドリーヌ裁判」では、読み進めるたびに関係者への印象がころころ変わります。

理由は2つ。

  • 証人が、読者が知らない事実を次々に明かす
  • 主人公の回想のたびに、妻や夫への印象が変わる

主人公の夫は、裁判中にたびたび妻との思い出を振り返ります。

出会いや結婚後の旅行、そして妻が亡くなった夜の大ゲンカ。

証人の証言と、夫の回想とが合わさって、読者の関係者に対する印象はころころ変わっていきます。

「夫は本当に妻を殺したのか?」
「妻はどういう人物だったのか?」

読み進めるたびに、次々に変わる関係者や事件の印象。

これが「サンドリーヌ裁判」を読んでいて、面白いと感じました。

「サンドリーヌ裁判」をこれから読む人へ

「サンドリーヌ裁判」は、ずっとハラハラドキドキする作品です。

寝る前に読むと、ドキドキして眠れなくなるかもしれません。

私は、寝る前に途中まで読んで、寝れなくなりました…

読むときは、昼間に読むか、寝る前は避けることをおすすめします。

-海外ミステリー