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シリーズの読む順番

【京極夏彦】書楼弔堂シリーズの読む順番とあらすじを紹介【完結済み】

2023年3月1日

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この記事では、京極夏彦さん「書楼弔堂シリーズ」の読む順番とあらすじを紹介します。

これから書楼弔堂シリーズを読む人、読み返したい人は、ぜひ参考にしてみてください。

書楼弔堂シリーズの読む順番【完結作以外は好きな順でOK】

結論、書楼弔堂シリーズは、完結作以外はどの順番で読んでも問題ありません

なぜなら、作品ごとに主人公が変わるから。

シリーズといっても、つながりはほぼ無いんです。

なので、好きな順で読んで問題ありません。

ただ、好きな順で読むと、少しネタバレになる部分があります。けれど、作品自体の魅力は減らないので、あまり気にしなくていいです。

完結作の「書楼弔堂 霜夜」は、過去作の登場人物がジャンジャン登場するので、最後に読むとより楽しめますよ。

書楼弔堂シリーズ全4作品のあらすじ

書楼弔堂シリーズは、以下の4作品▼

  1. 書楼弔堂 破曉
  2. 書楼弔堂 炎昼
  3. 書楼弔堂 待宵
  4. 書楼弔堂 霜夜

1冊ずつ、あらすじとポイントを紹介します。

① 書楼弔堂 破曉

著:京極夏彦
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あらすじ

明治20年代の東京。無数の書物が揃う店「書楼弔堂」。

病気のため、家族と離れて療養していた高遠は、快復した後もだらだらと1人で暮らしていた。

変わった本屋のうわさを聞いて弔堂を訪れた高遠は、いろんな人物が「たった1冊の本」に出会う瞬間を目にする。

本が好きな人なら、読むと読書欲が高まるはず。

自分にとって本はどういうものか。本をたくさん手に入れるか、大切な本だけ残すか。

本とのつき合い方を楽しく考えられますよ。

② 書楼弔堂 炎昼

著:京極夏彦
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あらすじ

明治30年代。

女学生の塔子は、散歩中に2人組の男性と出会う。

書楼弔堂に行きたいという彼らを案内する塔子。

読書をしたことのない塔子は、いろんな人物と本との出会いを見て、なにを思うのか。

書楼弔堂シリーズの中で、1番読みやすい作品です。

世間との関わり方や生き方がテーマになっています。

もちろん、本との出会いも楽しめますよ。

③ 書楼弔堂 待宵

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あらすじ

明治30年代後半。

甘酒屋を営む老人・弥蔵は、本屋を探している男性に出会う。

その本屋・弔堂は近所にあるらしく、弥蔵は彼を弔堂まで案内することに。

弥蔵は、どうやらなにか暗い過去を持っているようで…

これまでのシリーズとは雰囲気が違う作品です。

弔堂の出番が少なく、主人公・弥蔵にフォーカスが当たっています。

ただ、弥蔵を通して、明治維新を経験した人の辛さが感じられます。

読んで損はない作品です。

④ 書楼弔堂 霜夜

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あらすじ

新しい仕事につくため、長野から東京にやってきた、ひとりの男。

仕事の内容は、活字にする元となる漢字を書くこと。

ただ、なにをすればいいか、さっぱりわからない。

「それなら弔堂へ行け」と言われ、とりあえず男は行ってみることに。

シリーズ完結作。

過去作の主人公たちが再登場し、「破暁」「炎昼」「待宵」のその後を楽しめます。

活字や紙など、本づくりについてのお話が多く、読むと本への愛がより深まるはず。

まとめ

この記事では、京極夏彦さん「書楼弔堂シリーズ」の読む順番とあらすじを紹介しました。

完結作以外は好きな順で読んで問題ありませんが、発売順に読むなら以下の通りです。

  1. 書楼弔堂 破曉
  2. 書楼弔堂 炎昼
  3. 書楼弔堂 待宵
  4. 書楼弔堂 霜夜

気になったら、ぜひ読んでみてくださいね。

-シリーズの読む順番

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