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国内ミステリー

【感想】夢に見るほど強烈な「愚かな薔薇」

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「愚かな薔薇」を読んでいる間、ずっと夢にみていました。

物語の世界を。

ミステリアスでファンタジー。

ジャンル不明、というかジャンルにとらわれないのが「愚かな薔薇」のよきところ。

「愚かな薔薇」のあらすじと感想をネタバレなしで紹介します。

読もうかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

「愚かな薔薇」のあらすじ

著:恩田陸
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あらすじ

あるキャンプに参加するため、亡き母の故郷へ向かった少女・奈智。

キャンプの内容をなにも知らされていなかった奈智は、少しずつキャンプの目的を知っていく。

そして、奈智の体にある異変が起きはじめ…。

「愚かな薔薇」の感想

のっけからページをめくる手が止まりませんでした。

キャンプの目的は?体の変質って?虚ろ舟乗りって?

読めば読むほど謎はふかまり、物語の世界にはまり込んでいく。

後半に入り、徐々に明かされていく謎の答え。

はじめは驚きのみでしたが、だんだんその答えのスケールの大きさに呆然としました。

「そんなところまでいっちゃうの?」って置いてきぼりの気持ちにもなったり。

謎の答えは、淡々と明かされていくので、余計にインパクトに残るんですよね。

しかも、主人公・奈智が変化していくにつれて、読んでいる私も飲み込まれそうになって、心地よい息苦しさも感じました。

読後感もさわやかでよき。登場人物たちが、みんないい味出してるのもよき。

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