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海外ミステリー

読者への挑戦状かつミステリ講座「ミステリ講座の殺人」

2022年12月10日

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  • 最新のミステリーより、ちょっと昔のミステリーが好き
  • 読者への挑戦状があるミステリーが好き

「ミステリ講座の殺人」は、こんな人におすすめです。

犯人を見つける手がかりが索引になっているのが大きな特徴。自分の推理が合っているか確かめることができますよ。

この記事では「ミステリ講座の殺人」のあらすじと魅力を紹介します。

「ミステリ講座の殺人」のあらすじ

有名なミステリー作家が、小説の書き方を教えてくれるらしい。

彼女のファンである主人公は、講座を受けるため彼女の屋敷へ向かいます。

すると、屋敷で本物の殺人事件が発生。

もしかして、この事件がミステリ講座なの…?

「ミステリ講座の殺人」の魅力

「ミステリ講座の殺人」の魅力は、以下の2つです。

  • ヴィンテージ感たっぷりのミステリー
  • 読者へのミステリー講座にもなっている

ひとつずつ紹介しますね。

① ヴィンテージ感たっぷりのミステリー

「ミステリ講座の殺人」が発売されたのは、1937年。

アガサ・クリスティーやクロフツが活躍し、「ミステリーの黄金時代」と呼ばれた時代です。

大胆なトリックや特殊な状況といった、インパクトはありません。

けれど、手がかりをひとつずつ丁寧に集めていく、読みごたえのあるミステリーです。

ちょっと昔のミステリーが好きなら、楽しめる1冊になっています。

② 読者へのミステリー講座にもなっている

「ミステリ講座の殺人」のなかには、犯人を見つける手がかりが29こあります。

読みながら手がかりをいくつ見つけられるか?犯人を当てられるのか?

「ミステリ講座の殺人」は読者への挑戦状でもあり、手がかりも索引形式で教えてくれる「ミステリ講座」でもあります。

犯人を自分で推理したい人はもちろん、あとから手がかりを読み返したい人にもおすすめの作品です。

「ミステリ講座の殺人」をこれから読む人へ

事件が起こるまでは、ちょっとまったりしています。

「ペースが遅いな~」と思っても、事件が起こるまで我慢してください。

事件が起こると、一気に物語のスピードがあがります。

ヴィンテージ感たっぷりのミステリーを、ぜひ楽しんでください。

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