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海外ミステリー

不可能犯罪と切ないラスト「アメリカ銃の秘密」

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「アメリカ銃の秘密」は、

  • 2万人の目の前で起きた犯罪を
  • たった1人の犯人に絞った
  • エラリーの推理を楽しめる

ミステリーです。

このページでは、「アメリカ銃の秘密」の

  • あらすじ
  • 読んで面白かったところ
  • こんな人におすすめ

を紹介します。

「アメリカ銃の秘密」のあらすじ

ニューヨークのロデオ・ショーで、馬に乗っていた男性が銃で撃たれて殺された。

会場内をくまなく探すも、凶器の拳銃は見つからない…

検視の結果、上の方から撃たれたようで、撃たれたのはたった1発。

誰が、どうやって2万人の目の前で、男性を撃ち殺したのか?

たったひとりの犯人に絞る、エラリーの推理を楽しめる作品。

「アメリカ銃の秘密」の面白かったところ

「アメリカ銃の秘密」の面白かったところは、以下の2つ。

  • 2万人の前の前で起こった不可能犯罪
  • あとからじわじわくる切ないラスト

① 2万人の前の前で起こった不可能犯罪

「アメリカ銃の秘密」の面白かったところは、

  • 2万人の前の前で起こった不可能犯罪と
  • 犯人を絞り込むエラリーの推理

です。

  • 目撃者は2万人
  • 撃たれた角度からして、観客席から撃たれている
  • 馬に乗っている人をたった1発で撃ち殺した
  • 凶器は会場のどこにもないし、誰も持っていなかった

という不可能犯罪を、みごとに紐解くのがエラリーの推理。

  • 2万人の中から
  • エラリーはどうやって
  • 犯人を絞り込んだのか?

この過程が「アメリカ銃の秘密」の魅力になっています。

いくつかの要素を、ひとつずつ当てはめていって、犯人を絞り込むシーンは「さすがエラリー!」とうなってしまいました。

② あとからじわじわくる切ないラスト

「アメリカ銃の秘密」は、【国名シリーズ】のなかで最もラストが印象的な作品です。

読んですぐは、「え!?これで終わりなの!?」と思うラストシーン。

でも、時間が経つにつれて、じわじわと切なさが広がっていくんです。

「あぁ、そうか。ラストはこれでいいんだ…」

そう思えるラストは必見です。

「アメリカ銃の秘密」はこんな人におすすめ

「アメリカ銃の秘密」は

  • エラリーの推理を楽しみたい

人におすすめです。

2万人のなかから犯人を1人に絞る、エラリーの推理の過程を楽しめる作品です。

気になったら読んでみてくださいね。

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