- 「失われたものたちの本」シリーズって全部で何作?
- どの順番で読めばいい?
こんな人向けに、「失われたものたちの本」シリーズの読む順番とあらすじを紹介します。
ぜひ本選びの参考にしてみてくださいね。
「失われたものたちの本」シリーズの読む順番【全3作】
「失われたものたちの本」シリーズは、以下の順に読むのがおすすめです▼
- 失われたものたちの本
- 失われたものたちの国
- キャクストン私設図書館
① 失われたものたちの本
あらすじ
母を亡くした少年・デイヴィッド。
彼は新しい家族になじめず、いつも孤独でいっぱいだった。
ある日、亡くなったはずの母を聞いたデイヴィッドは、おとぎ話の登場人物たちが住む残酷な世界に迷いこんでしまう。
少年が主役のファンタジー小説。
白雪姫やヘンゼルとグレーテルといった童話が、暗く残酷な世界で描かれています。
さわやかな物語より、ちょい毒のある物語が好き、という方にぴったり。
王道ファンタジーが苦手な私も、最後まで楽しく読めました。
② 失われたものたちの国
あらすじ
娘と暮らす女性・セレス。
彼女は、交通事故で昏睡状態になってしまった娘を治療するため、田舎の施設へ移ることに。
そこには古い屋敷があった。
娘の看病に限界をむかえたとき、セレスは呼ばれるように屋敷のなかへ…
「失われたものたちの本」とは違い、主人公は32歳の女性。
少女に戻ってしまった彼女が異世界を旅する、というお話なので、「失われたものたちの本」より、大人向けのお話です。
③ キャクストン私設図書館【スピンオフ】
4つのお話が入っている「キャクストン私設図書館」。
そのうちのひとつが「失われたものたちの本」のスピンオフとなっています。
あの”ねじくれ男”が出てくる、ダーク感いっぱいのお話。
ほかの3作品も、本をテーマにした作品です。
とっても面白いので、ぜひ読んでみてください。
感想は、【感想】混沌と幻想がステキすぎる!「キャクストン私設図書館」にまとめています。
おわりに
「失われたものたちの本」シリーズの読む順番を紹介しました。
このシリーズが気に入ったという方は、「はてしない物語」も楽しめるはずなので、ぜひ読んでみてくださいね。