- 面白いミステリーが読みたい
- 船の上を舞台にした話が好き
- 悪魔や呪いが登場する物語が好き
- 強くてかしこい女性が活躍する話が好き
「名探偵と海の悪魔」は、こんな人におすすめの物語です。
「このミステリーがすごい!2023」の海外編で、第4位になっている「名探偵と海の悪魔」。
面白いミステリーを探しているなら、読んで損はない作品です。
ここからは、「名探偵と海の悪魔」のあらすじと魅力を紹介します。
「名探偵と海の悪魔」のあらすじ
「名探偵と海の悪魔」の舞台は、1634年のジャカルタ。
ジャカルタからアムステルダムへ向かう貿易船に、囚人として乗せられた”名探偵”とその相棒。
出航の直前、ひとりの男性が不気味な予言を口にして亡くなります。
名探偵は出航をやめるように訴えますが、貿易船のボスは無視して出航。
出航後、船のなかで不思議な事件が次々に起こります。現場に残されていたのは、悪魔の印。
部屋に閉じ込められている名探偵の代わりに、事件を捜査することになった相棒。
貿易船のボスの妻といっしょに調べていくと、次々に明らかになる悪魔と乗客の関係。
貿易船で一体なにが起こっているのか?
「名探偵と海の悪魔」の魅力【感想あり】
実際に読んで感じた「名探偵と海の悪魔」の魅力は、以下の2つ。
- いろんなジャンルがつまっている
- 魅力的なキャラクターがたくさんいる
ひとつずつ紹介しますね。
① いろんなジャンルがつまっている
「名探偵と海の悪魔」には、以下の3つのジャンルがつまっています。
- 犯人を捜すミステリー
- 船の上を舞台にした冒険
- 悪魔や幽霊といった怪奇現象
なので、なにが起こるか先が読めません。
先が読めないけど、いろんなジャンルがつまっているので、最後までずーっと面白いんです。
読んだ後にこんな感想がでるほど、それぞれのジャンルの面白さがぎゅうぎゅうにつまった作品でした。
注意
怪奇現象がありますが、本格的なホラーではありません。ホラーが苦手な人も楽しめるのでご安心ください。
(実際、私も大のホラー嫌いですが、楽しく読めました^^)
② 魅力的なキャラクターがたくさんいる
「名探偵と海の悪魔」には、魅力的なキャラクターがたくさんいます。
なかでも、とくにお気に入りなのは以下の2人。
- 貿易船のボスの妻・サラ
- サラの娘・リア
サラはボスの妻ですが、まったく自由がありません。
リアはとても賢い少女。ただ、当時は「頭がいい女」がタブーとされていたので、周囲にバレないよう、家に閉じ込められています。
こんな2人が、事件を解決するために、自由にそれぞれの能力を発揮していくことに。
生き生きとした2人を見ると、うれしくなり、応援にも力が入ってしまいました。
「名探偵と海の悪魔」には、ほかにも魅力的なキャラクターがたくさん。ぜひお気に入りのキャラクターを見つけてみてください。
「名探偵と海の悪魔」は、謎×怪奇×船上が組み合わさった、とびきり面白い物語です。
気になったら、ぜひ読んでみてください。