シリーズ中最もサスペンス要素の強い「エジプト十字架の秘密」

「エジプト十字架の秘密」は、

サスペンス寄りのミステリーです。

このページでは、「エジプト十字架の秘密」の

を紹介します。

「エジプト十字架の秘密」のあらすじ

小さい村のＴ字路でＴ字形の道標に、男性の首なし死体がはりつけられていた。

半年後、別の場所でＴを思わせるものにはりつけられた、男性の首なし死体が発見される。

調べるうちに、ある復讐者が浮かび上がる。

復讐者はどこに潜んでいるのか？

エラリーが知識と推理を駆使して、復讐者を追いつめる。

「エジプト十字架の秘密」の面白かったところ

「エジプト十字架の秘密」の面白かったところは、以下の2つ。

① サスペンス感たっぷりな犯人の追跡

「エジプト十字架の秘密」は、

作品です。

登場人物紹介に【復讐者】と書かれているように、犯人ははじめからわかっています。

その犯人の行方を、エラリーが推理して追っていく、というのが「エジプト十字架の秘密」のストーリー。

目撃者はいるのに、なかなか尻尾がつかめない犯人の行方を、エラリーがどうやって追い詰めるのか？

犯人の狡猾さとエラリーの推理が、読んでいて楽しかったです^^

② 相棒役となる教授の活躍ぶり

「エジプト十字架の秘密」の事件は、ニューヨークから離れた場所で起こります。

そのため、クイーン警視の出番はかなり少ないです。

そのかわりに相棒役として登場するのが、エラリーの大学時代の先生である「ヤードリー教授」。

ヤードリー教授は

と、大活躍。

読み終わってみると、教授がいなかったら解決できなかったんじゃないかな…と思うほどの活躍を見せてくれます。

ヤードリー教授は、「エジプト十字架の秘密」で1番好きなキャラになりました^^

「エジプト十字架の秘密」はこんな人におすすめ

「エジプト十字架の秘密」は

な人におすすめです。

クイーン警視の出番は少ないですが、そのかわりに新しい相棒とともに事件を推理するエラリーを楽しめる作品です。

気になったら読んでみてくださいね。