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海外ミステリー

謎を解く手がかりにうっとり!「忘れられた花園」

2022年11月13日

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ケイト・モートンさんの「忘れられた花園」は、亡くなった祖母が残した手がかりから、孫娘が祖母の出生の謎に迫るミステリーです。

「忘れられた花園」の特徴は、次の4つ。

  • 上下巻に分かれた長編ミステリー
  • 殺人事件は起こらない
  • 過去と現在の視点が絡み合う
  • 謎を解くための手がかりがステキ

次からは「忘れられた花園」の、より詳しいあらすじ・読んだ感想を紹介します。

読む前の参考にしてみてください。

「忘れられた花園」のあらすじ

「忘れられた花園」は、孫娘が祖母の出生の謎に迫るミステリーです。

亡くなった祖母は、幼いとき、たったひとりで船の中にいるところを保護されました。

名前も生い立ちもすべてが謎の祖母。

彼女の両親は誰?なぜひとりで船の中にいたの?誰も彼女を探さなかったのは、なぜ?

自身の生い立ちを調べていた祖母は、真相までもう少し、というところで亡くなってしまいました。

祖母の遺品を見た孫娘は、祖母がたどり着けなかった真相をつかむため、調査をはじめます。

過去と現在が絡み合うミステリー

語り手は孫娘だけではなく、祖母や祖母の過去につながる人物など、さまざまです。

現在と過去の視点が入り混じりながら、物語は進んでいきます。

視点が変わりながら、祖母の生い立ちが徐々に明かされていく流れは、読んでいてとてもワクワクしました。

「忘れられた花園」の魅力

「忘れられた花園」の魅力は、謎を解くための手がかりがステキなところ

手がかりの一例が、次の4つ。

  • 祖母の絵本
  • お嬢様のスクラップ帖
  • 茨の迷路
  • 秘密の庭

手がかりが登場するたびに、「ステキ!」と心の中で叫んでいました。

これ以外にも、うっとりするような手がかりがいっぱいあります。

最新機器より、ちょっと古いものが好き」という人なら、最初から最後までウキウキしながら読めるはずです。

【感想】「忘れられた花園」は女性が読むと、より楽しめる作品

「忘れられた花園」は、特に女性が読むと、より楽しめる作品です。

なぜなら、女性キャラのインパクトが強烈だから。

あこがれの女性も嫌いな女性も登場する

「忘れられた花園」には、多くの女性が登場し、どの人物も印象的です。

こういう女性になりたいな~」という人もいれば、「この人みたいには、絶対なりたくない!」という人もいます。

ただ、嫌いな人物のとった行動は許せないけど、気持ちはわかるのが悲しいところ…

女性特有の暗さや怖さを感じる作品です。

女性のイヤ~な一面を見たいときにおすすめですよ

まとめ

この記事では、ケイト・モートンさんの「忘れられた花園」を紹介しました。

「忘れられた花園」が気に入ったら、ケイト・モートンさんの他の作品もおすすめです。

以下の記事で、ケイト・モートンさんの作品の感想を紹介しています。よければこちらもどうぞ。

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