「動く指」は、村の住民たちに届く匿名の陰湿な手紙が事件のきっかけとなるミステリーです。
このページでは、「動く指」の
- あらすじ
- 読んで面白かったところ
- こんな人におすすめ
を紹介します。
「動く指」のあらすじ
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村の住民たちに次々に届く、根拠のない悪意に満ちた手紙。
内容は嘘なのに「火のないところに煙は立たない」と考える住民たち。
村中に不穏な空気が流れていたある日、ひとりの女性が自殺してしまう。
誰が、なんのために、嫌がらせの手紙を書いたのか?
ミス・マープルが陰ながら事件を解決する。
「動く指」の面白かったところ
「動く指」の面白いところは、
- ミス・マープルが、
- 登場は少ないけど
- 「これぞ安楽椅子探偵!」という活躍を見せる
ところです。
「動く指」では、ミス・マープルは最後にちょっと登場するだけ。
なのに、それまでの話を聞いただけで真相を見つけて、犯人を捕まえる作戦まで実行しちゃうんです。
ミス・マープルはいつ登場するんだろうと思いながら読んでいましたが、まさか最後の最後とは…
ミス・マープルの登場が少ないからといって、面白さが減るわけでもなく、むしろ村中に溢れる疑心暗鬼の雰囲気が面白い作品です。
「動く指」はこんな人におすすめ
「動く指」は、
- 安楽椅子探偵が好き
- 派手な殺人より、互いに疑いあうドロっとしたミステリーが好き
という人におすすめです。
「動く指」は、Huluで映像版を見ることもできるので、「読むのめんどくさいな」という人はチェックしてみてくださいね。
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