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海外ミステリー

「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」のあらすじと3つの特徴

2022年9月25日

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「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」は、事件の深刻さのわりに、あっさりしすぎた印象ですが、読書会の雰囲気が楽しめる作品です。

この記事では「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」のあらすじと特徴を紹介します。

こんな人におすすめというのも紹介しているので、読もうかどうか迷っている人は、ぜひ最後までご覧ください。

「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」のあらすじ

以下、「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」のあらすじです。

ミステリー、特にアガサ・クリスティーが好きな姉妹がつくった読書会。

集まったのは、性別も職業もバラバラの5人。

しかし、2回目の読書会でメンバーが1人行方不明に…

姉妹は他のメンバーと共に素人探偵をはじめることに。

「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」の特徴

「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」の特徴は、以下の3点です。

  • ミステリー好きの理想の読書会
  • クリスティー作品が多数登場
  • 素人探偵が事件を捜査

特徴① ミステリー好きの理想の読書会

「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」は、ミステリー好きで集めた読書会が舞台になっています。

ミステリー専門の読書会があったらいいな、参加してみたいな、と思いますが、現実には難しいですよね。

そんなミステリー好きの理想とする読書会の様子を楽しめるのが、大きな魅力。

性別も職業もバラバラな人たちが、ミステリーの話で盛り上がる…

読むだけで、自分の夢が叶ったような気分になりますよ。

特徴② クリスティー作品が多数登場

アガサ・クリスティーの作品が多く登場するのも、「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」の魅力。

読書会の課題本もクリスティー作品。行方不明になったメンバーの車から見つかったのもクリスティー作品。

しかも本のタイトルが登場して終わり、ではありません

作品の舞台や背景、作中のポアロのセリフなども捜査のヒントとして登場するんです。

未読の作品は読んでみたくなるし、読んだことがあっても再読したくなりますよ。

特徴③ 素人探偵が事件を捜査

「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」は、素人探偵が事件を捜査するミステリーです。

読書会での出来事、行方不明になったメンバーの家族への聞き込みなどから、捜査を進めていきます。

もちろん刑事や本物の探偵ではないので、操作はスムーズに進みません

それでも、読書会のメンバー同士で情報を共有しながら、真相に近づいていきます。

素人探偵が活躍する作品が好きなら、楽しめる1冊です。

「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」はこんな人におすすめ

「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」がおすすめなのは、こんな人です。

  • クリスティー作品が好き
  • 素人探偵が活躍するミステリーが好き

反対に、こんな人は「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」はあまりおすすめできません。

  • 軽いタッチのミステリーは苦手
  • 素人探偵ものが苦手

「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」は、素人探偵ものということもあり、表現があっさりしすぎている印象です。

また、人のプライベートにガンガン突っ込んでいくので、読んでいて合わないと感じる人もいると思います。

ライトなミステリーより本格的なミステリーが好きな人は、あまりおすすめできません。

まとめ

この記事では「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」のあらすじと特徴を紹介しました。

サクッと読めるミステリーを読みたいときは、「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」を読んでみてください。

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