「蜂の物語」は、タイトル通り蜜蜂の生態を描いた本です。
お堅い文章で読みにくそう…
こう思った人へ。それは、違います!
1匹の蜂の目線で、自分たちの巣や生活の様子が語られる「めちゃくちゃ面白い小説」なんです!
- 蜜蜂の巣のなかってどうなってる?
- 蜜蜂は女王蜂と働き蜂の2種類だけ?
- どうやって冬を越してるの?
「蜂の物語」を読むと、こんな疑問がバッチリ解決できますよ。
この記事では「蜂の物語」のあらすじや魅力を紹介します。
目次
「蜂の物語」のあらすじ
くり返しですが、「蜂の物語」は蜜蜂の生態が描かれた小説です。
1匹の蜂を主人公にして、巣の中のつくりや花の蜜の集め方が、とても詳しく書かれています。
読むと、蜜蜂の知識がグンと増えて、蜜蜂がめちゃくちゃ好きになりますよ。
「蜂の物語」を読むとわかること【4つ】
「蜂の物語」を読むと、蜜蜂のこんなことがわかります。
- 巣のなかの様子
- 蜜蜂の生態
- 8の字ダンスの意味
- はちみつへの印象
ひとつずつ、かんたんに解説します。
① 蜜蜂の巣のなかには部屋がいっぱい
蜜蜂の巣は、びっくりするほど部屋がたくさんあります。
食堂、育児室、女王の部屋、宝物庫、死体置き場など…
目的によって部屋が分けられています。
各部屋でなにをしているのかは、読んでのお楽しみ。
② 蜜蜂はいくつかの役割に分けられている
「蜂の物語」を読むまで知らなかったのですが、蜜蜂のなかでも役割があるんです。
たとえば、外でエサを取ってくる蜂、子どもを育てる蜂、巣を取り締まる蜂など…
巣を守るために、役割に分かれてきっちりと働いているんです。
主人公がいろんな役割を果たすので、それぞれの役割の様子を細かく知ることができますよ。
③ 8の字ダンスは情報の共有
蜜蜂がする「8の字ダンス」。
あれは、仲間の蜜蜂に情報を共有するためのものなんです。
- おいしい花の蜜の場所
- その花への行き方
- 気をつける場所・敵
こういったものを、ダンスで伝えているんです。
「蜂の物語」を読むと、もっといろんな情報をダンスで伝える様子を読めますよ。
④ はちみつを食べ残せなくなる
つい忘れがちですが、はちみつは蜜蜂がつくったもの。
「蜂の物語」を読むと、はちみつが蜜蜂にとってどれほど貴重なものかが、痛いほどわかります。
ふだん、何気なく食べているはちみつ。
「蜂の物語」を読んだ後は、とても高級に見えて、かんたんに食べ残せなくなりますよ。
「蜂の物語」の最大の魅力
読みやすくて面白い。
これが「蜂の物語」の最大の魅力です。
どんなにタメになる内容でも、読みにくかったら頭に入ってきませんよね。
「蜂の物語」は、むずかしい本のように客観的な説明文ではありません。
1匹の蜂を主人公にして書かれた小説なんです。
蜂を擬人化しているので、会話もあれば、感情もあります。
「読みやすい・面白い・知識が増える」の3拍子揃った「蜂の物語」。
大人はもちろん、子どもが読むと、蜜蜂について楽しく学べますよ。
まとめ
この記事では「蜂の物語」を紹介しました。
カッコ良くて、大変そうで、可愛い蜜蜂。
読むと、蜜蜂が100倍好きになりますよ。