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海外小説

読むと蜜蜂が100倍好きになる!「蜂の物語」

2022年11月3日

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「蜂の物語」は、タイトル通り蜜蜂の生態を描いた本です。

お堅い文章で読みにくそう…

こう思った人へ。それは、違います!

1匹の蜂の目線で、自分たちの巣や生活の様子が語られる「めちゃくちゃ面白い小説」なんです!

  • 蜜蜂の巣のなかってどうなってる?
  • 蜜蜂は女王蜂と働き蜂の2種類だけ?
  • どうやって冬を越してるの?

「蜂の物語」を読むと、こんな疑問がバッチリ解決できますよ。

この記事では「蜂の物語」のあらすじや魅力を紹介します。

「蜂の物語」のあらすじ

くり返しですが、「蜂の物語」は蜜蜂の生態が描かれた小説です。

1匹の蜂を主人公にして、巣の中のつくりや花の蜜の集め方が、とても詳しく書かれています。

読むと、蜜蜂の知識がグンと増えて、蜜蜂がめちゃくちゃ好きになりますよ。

「蜂の物語」を読むとわかること【4つ】

「蜂の物語」を読むと、蜜蜂のこんなことがわかります。

  1. 巣のなかの様子
  2. 蜜蜂の生態
  3. 8の字ダンスの意味
  4. はちみつへの印象

ひとつずつ、かんたんに解説します。

① 蜜蜂の巣のなかには部屋がいっぱい

蜜蜂の巣は、びっくりするほど部屋がたくさんあります

食堂、育児室、女王の部屋、宝物庫、死体置き場など…

目的によって部屋が分けられています。

各部屋でなにをしているのかは、読んでのお楽しみ。

個人的には、「育児室」が1番お気に入り

② 蜜蜂はいくつかの役割に分けられている

「蜂の物語」を読むまで知らなかったのですが、蜜蜂のなかでも役割があるんです。

たとえば、外でエサを取ってくる蜂、子どもを育てる蜂、巣を取り締まる蜂など…

巣を守るために、役割に分かれてきっちりと働いているんです。

主人公がいろんな役割を果たすので、それぞれの役割の様子を細かく知ることができますよ。

③ 8の字ダンスは情報の共有

蜜蜂がする「8の字ダンス」。

あれは、仲間の蜜蜂に情報を共有するためのものなんです。

  • おいしい花の蜜の場所
  • その花への行き方
  • 気をつける場所・敵

こういったものを、ダンスで伝えているんです。

「蜂の物語」を読むと、もっといろんな情報をダンスで伝える様子を読めますよ。

④ はちみつを食べ残せなくなる

つい忘れがちですが、はちみつは蜜蜂がつくったもの。

「蜂の物語」を読むと、はちみつが蜜蜂にとってどれほど貴重なものかが、痛いほどわかります。

ふだん、何気なく食べているはちみつ。

「蜂の物語」を読んだ後は、とても高級に見えて、かんたんに食べ残せなくなりますよ。

「蜂の物語」の最大の魅力

読みやすくて面白い。

これが「蜂の物語」の最大の魅力です。

どんなにタメになる内容でも、読みにくかったら頭に入ってきませんよね。

ちょっと読むだけでウトウトしちゃう…

「蜂の物語」は、むずかしい本のように客観的な説明文ではありません

1匹の蜂を主人公にして書かれた小説なんです。

蜂を擬人化しているので、会話もあれば、感情もあります。

共感できる部分がたくさんあるので、とても読みやすい!

読みやすい・面白い・知識が増える」の3拍子揃った「蜂の物語」。

大人はもちろん、子どもが読むと、蜜蜂について楽しく学べますよ。

まとめ

この記事では「蜂の物語」を紹介しました。

カッコ良くて、大変そうで、可愛い蜜蜂。

読むと、蜜蜂が100倍好きになりますよ。

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