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国内ミステリー

【感想】東野圭吾「透明な螺旋」は湯川学の新たな一面が見られる1冊!

2022年8月15日

toumeina-rasen

この記事では、東野圭吾さんのガリレオシリーズ第10作「透明な螺旋」の感想を「ネタバレなし」で紹介します。

「透明な螺旋」が向いている人・向いていない人も紹介しているので、読もうか悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

「透明な螺旋」について

タイトル透明な螺旋
作者東野圭吾
出版社文藝春秋
ページ数301ページ
発売日2021年9月3日

以下、「透明な螺旋」のあらすじです。

房総沖で男性の遺体が見つかった。失踪した恋人の行方をたどると、関係者として天才物理学者の名が。草薙は、横須賀の両親のもとに滞在する湯川学を訪ねる。

愛する人を守ることは罪なのか。シリーズ最大の秘密が明かされる。

引用元:東野圭吾(2021年)『透明な螺旋』文藝春秋

「透明な螺旋」が向いている人・向いていない人

「透明な螺旋」が向いているのはこんな人です。

  • 湯川学の新たな一面が知りたい人

反対にこんな人は「透明な螺旋」はあまり向いていません。

  • ガリレオならではのトリックを読みたい人

「透明な螺旋」は、トリックより「人」にフォーカスを当てた作品になっています。

なので、ガリレオシリーズならではの、あっと驚くトリックを読みたい人にはオススメできません。

「透明な螺旋」の魅力

「透明な螺旋」の魅力は、「湯川学の新たな一面を知れること」です。

あの湯川学が両親と同居!?

草薙が事件の話を聞こうと湯川学に連絡すると、なんと彼は両親の家に同居していました。

湯川の母親が認知症を発症し、看病のためにしばらく滞在しているとのこと。

正直、これだけでも湯川学の新たな一面です。

「透明な螺旋」では、これ以外にも湯川学の新たな一面がたくさん見られます。

これまで明かされてこなかった湯川学が、ついに明かされます。

湯川学ファンは必見の一冊です。

まとめ

「透明な螺旋」は、ガリレオシリーズならではのトリックはありませんが、湯川学の新たな一面をいくつも見られる作品です。

湯川学についてもっと知りたい人は、ぜひ読んでみてください。

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