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海外ミステリー

だれも信用できない犯人当てミステリー「最悪の館」

2022年11月15日

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「最悪の館」は、スピード感のあるミステリーです。

主人公を含めて、全員は秘密を持っており、だれも信用できません

彼らの秘密が次々に明らかになるので、最後まで飽きずに楽しめる作品です。

ここからは、「最悪の館」のより詳しいあらすじ・感想・おすすめの人を紹介します。

「最悪の館」のあらすじ

主人公は、事故で夫を亡くした女性・イーデン。彼女は、夫が生前予約していたゲストハウスを訪れます。

ところが、男女6人グループとダブル・ブッキングが発生。

ひと晩だけ彼らと過ごすことにしたイーデン。「朝起きたら、すぐに帰ろう」と思っていたのに、彼らの1人が殺されてしまいます。

誰が、なんのために殺したのか?主人公を含め、誰も信用できない、犯人当てミステリーです。

「最悪の館」を読んだ感想

うわ、最悪…

「最悪の館」を読みながら、私は何度もこう言っちゃいました。

主人公・イーデンにとって、訪れたゲストハウスは、まさに「最悪の館」なんです。

なぜなら、次から次へと彼女にとって最悪なことが起こるから。

心の傷をえぐられ、思い出したくない記憶を掘り返され、さらには夢遊病の疑いをかけられるイーデン。

ほんと、踏んだり蹴ったりです。

けれど、いろんなことが次々に起こるので、最後までまったく飽きません

スピード感があって、面白いミステリーを読みたい人には、ぴったりの1冊です。

「最悪の館」はこんな人におすすめ

以下のなかに当てはまるものがあれば、「最悪の館」はおすすめです。

  • トリックより犯人当て派
  • 登場人物たちに秘密がある話が好き
  • スピード感のあるミステリーを読みたい

登場人物は、みんなくせ者。

みんな秘密を持っていて、黒い感情を隠しています。

探偵がいないので、自由に秘密をばらし合い、どんどん険悪な雰囲気に…

トリックや名探偵ものより、秘密が暴かれるミステリーが好きな人に向いている作品です。

まとめ

この記事では「最悪の館」について紹介しました。

驚きのトリックも、名探偵も登場しませんが、くせ者ぞろいの登場人物に振り回されるミステリーです。

気になったら、ぜひ読んでみてください。

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