- 綾辻行人さん「館シリーズ」を読んでみたい
- どの順番で読めばいい?
- 全作品読みたいけど、おすすめの順番はある?
- 全部読む時間ないんだけど、最短で済ませるにはどれを読めばいい?
こんな人向けに、この記事では、綾辻行人さん「館シリーズ」のおすすめの読む順番を2通り紹介します。
館シリーズを全作品読んでいるので、これから館シリーズを読む人の参考になるはずです。
目次
【全9作品】館シリーズが120%楽しくなる!おすすめの読む順番
館シリーズ全9作を120%楽しみたいなら、以下の順番に読むのがおすすめです▼
- 十角館の殺人
- 水車館の殺人
- 迷路館の殺人
- 人形館の殺人
- 時計館の殺人
- 黒猫館の殺人
- びっくり館の殺人
- 奇面館の殺人
- 暗黒館の殺人
「全作品読む時間ない!」という人は、以下の順番で6作品だけ読めば、館シリーズを楽しめます。
- 十角館の殺人
- 水車館の殺人
- 迷路館の殺人
- 時計館の殺人
- 黒猫館の殺人
- 暗黒館の殺人
kindle版で全9作の合本版もあります▼
① 十角館の殺人
あらすじ
事件の舞台は、孤島に建てられた十角形の館。
館を訪れた大学のミステリー研究会の7人が、ひとりずつ殺されていく。
1987年に発売された作品ですが、今でも有名なミステリーです。
ミステリーとしても、館シリーズとしても、絶対に読むべき1冊です!
Huluで実写化されたので、映像で楽しむのもアリ!
② 水車館の殺人
あらすじ
水車館は、仮面をつけた当主とひとりの美少女が住む館。
1年前に惨劇が起こった水車館で、今年も事件は起こるのか?
インパクトは「十角館の殺人」より小さいですが、館の持つ怪しげな雰囲気を楽しめる1冊です。
③ 迷路館の殺人
あらすじ
変わった作りの地下の館・迷路館。
莫大な賞金をかけて、迷路館を舞台にした推理小説を書き始める4人の作家。
ところが、迷路館で連続殺人事件が発生してしまう。
「十角館の殺人」「水車館の殺人」を読んだ人への嬉しいおどろきが詰まった1冊です。
④ 人形館の殺人
あらすじ
顔のないマネキンだらけの人形館。
近所では通り魔殺人が発生していて、館の主人にも何者かの影が…
主人は、旧友・島田潔に助けを求める。
館シリーズの中で一番変わった作品です。
なにが変わっているのか、ぜひ読んで確かめてみてください。
⑤ 時計館の殺人(上・下)
あらすじ
十角館で起きた出来事を知る江南孝明。
彼がオカルト雑誌の取材で訪れたのは、時計館。
館で行われた交霊会。その後失踪した霊能力者。
閉ざされた館で起きた連続殺人の結末は?
上下巻に分かれた作品です。
ミステリーとしては、個人的に館シリーズで1番好きな作品です。
⑥ 黒猫館の殺人
あらすじ
深い森のなかに建つ黒猫館。
火事で記憶を失った老人の依頼を受けて、鹿谷門実と江南孝明は、東京から阿寒へと向かう。
彼らが見つけた真実とは?
壮大な仕掛けのある作品です。
仕掛けがわかると、にやけちゃうはずです。
⑦ びっくり館の殺人
あらすじ
怪しいうわさが流れるびっくり館。
その館で、クリスマスの夜に密室殺人が起こる。
これまでの館シリーズとは違い、少年たちの目線で物語が進みます。
ミステリーより、ホラー要素が強い作品です。
⑧ 奇面館の殺人(上・下)
あらすじ
奇面館の主人に招待された6人の客。
彼らは全員、館に伝わる鍵つきの仮面をつけられてしまう。
雪で館が孤立するなか、ひとりが死体で発見される。
しかも頭部と両手の指が無くなっていた…
上下巻に分かれた作品です。
展開が予想できるけど裏切られる、王道のミステリーです。
正統派のミステリーが好きな人はぜひ。
⑨ 暗黒館の殺人(1~4)
あらすじ
湖の上の小さい島。
その島に建つのが、漆黒の暗黒館。
当主の息子に招待された大学生・中也は、館で不思議な出来事に次々と遭遇する。
これまでの館シリーズに関連した話が盛りだくさんの作品です。
ミステリー要素は少なく、ダークファンタジーという感じです。
全4巻とかなりのボリュームですが、館シリーズを読んできた人なら、楽しめるはずです。
4冊一気読みしたい方は、kindle版でまとめ買いもできます▼
まとめ
この記事では、綾辻行人さん「館シリーズ」のおすすめの読む順番とあらすじを紹介しました。
シリーズすべて読みたい人は、以下の順で読むのがおすすめです。
- 十角館の殺人
- 水車館の殺人
- 迷路館の殺人
- 人形館の殺人
- 時計館の殺人
- 黒猫館の殺人
- びっくり館の殺人
- 奇面館の殺人
- 暗黒館の殺人
「全作読むのはちょっと…」という人は、以下の6作品に絞るのがおすすめです。
- 十角館の殺人
- 水車館の殺人
- 迷路館の殺人
- 時計館の殺人
- 黒猫館の殺人
- 暗黒館の殺人
「館シリーズ」を読むときの参考にしてみてください。