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シリーズの読む順番

【保存版】エラリー・クイーンの国名シリーズ全9冊の読む順番を紹介

2023年5月27日

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  • エラリー・クイーンの国名シリーズを読んでみたい
  • どの順番で読めばいい?

こんな人向けに、このページでは

  • エラリー・クイーンの
  • 国名シリーズ全9冊の読む順番を
  • 簡単なあらすじと一緒に

紹介します。

国名シリーズの個人的なおすすめランキングは、以下のページにまとめています。

よければ参考にしてみてください↓

≫ 【エラリー・クイーン】国名シリーズの個人的おすすめランキング!

【エラリー・クイーン】国名シリーズは好きな順番で読んでOK!

結論から言うと、

  • エラリー・クイーンの国名シリーズは
  • 作品ごとに完結して
  • ほかの作品のネタバレもない

ので、好きな順番で読んでOKです。

あらすじを読んで、面白そうな作品から読んでみてください。

特にこだわりがないなら、発売順に読むのがおすすめです。

国名シリーズ全9冊の発売順は、以下の通り↓

  1. ローマ帽子の秘密
  2. フランス白粉の秘密
  3. オランダ靴の秘密
  4. ギリシャ棺の秘密
  5. エジプト十字架の秘密
  6. アメリカ銃の秘密
  7. シャム双子の秘密
  8. チャイナ蜜柑の秘密
  9. スペイン岬の秘密

ここからは、発売順に簡単なあらすじを紹介します。

【エラリー・クイーン】国名シリーズ全9冊のあらすじ

① ローマ帽子の秘密

舞台中に劇場で発見された、悪徳弁護士の死体。

死体からは、弁護士のシルクハットが消えていた

劇場も観客の所持品も探したけれど、どこにも見当たらない…

シルクハットはどこへ?そして、誰がなんのために殺したのか?

クイーン警視と息子のエラリーが見つけた真相は?

ポイント

【国名シリーズ】1作目ということで、シリーズに登場する人物の紹介が多め。

犯人の追い詰め方が好きな作品です。

≫ すべてのカギを握るのはシルクハット「ローマ帽子の秘密」

② フランス白粉の秘密

デパートのショーウィンドウにある展示ベッドから、女性の死体が転がり出てきた。

どうしてわざわざ展示ベッドに死体を入れたのか?

様々な手がかりから、エラリーがたどり着いた真相は?

ポイント

個人的に【国名シリーズ】で1番好きな作品。

エラリーの探偵道具と、細かい観察からの華麗な推理が楽しめます。

≫ 王道の手がかりにワクワク「フランス白粉の秘密」

③ オランダ靴の秘密

病院内で、手術を前に控え室で寝ていた大富豪の女性が絞殺された。

たった数十分のあいだに、どうやって殺害されたのか?

1足の靴と、小さなきっかけから、エラリーが真相を見つけだす。

ポイント

犯人の大胆不敵さに圧倒される作品です。

医師に変装するメンタルはすごい…笑

怪しい行動ばかりとる容疑者たちにも注目です。

≫ 大胆不敵な犯人を1足の靴から見つける「オランダ靴の秘密」

④ ギリシャ棺の秘密

大富豪の葬儀中のわずかな時間に、金庫から遺言状が盗まれた。

荷物も屋敷もくまなく探したけど、どこにもない。

エラリーの推理で、大富豪の棺のなかを探すと、死体がひとつ増えていた…

ポイント

時系列的に【国名シリーズ】のなかで、1番古い事件です。

まだ若いエラリーが、犯人を追うなかで成長する様子を楽しめます。

≫ 賢い犯人と若いころのエラリーの対決「ギリシャ棺の秘密」

⑤ エジプト十字架の秘密

小さい村のT字路でT字形の道標に、男性の首なし死体がはりつけられていた。

半年後、別の場所でTを思わせるものにはりつけられた、男性の首なし死体が発見される。

調べるうちに、ある復讐者が浮かび上がる。

復讐者はどこに潜んでいるのか?

エラリーが知識と推理を駆使して、復讐者を追いつめる。

ポイント

【国名シリーズ】で、1番サスペンス要素が強い作品です。

なかなかショッキングな殺され方なので、刺激が強いのが苦手な人は、注意してくださいね。

≫ シリーズ中最もサスペンス要素の強い「エジプト十字架の秘密」

⑥ アメリカ銃の秘密

ニューヨークのロデオ・ショーで、馬に乗っていた男性が銃で撃たれて殺された。

会場内をくまなく探すも、凶器の拳銃は見つからない…

検視の結果、上の方から撃たれたようで、撃たれたのはたった1発。

誰が、どうやって2万人の目の前で、男性を撃ち殺したのか?

たったひとりの犯人に絞る、エラリーの推理を楽しめる作品。

ポイント

容疑者たちが魅力的だったけど、あまり深掘りされなかったのが、ちょっと残念…

でも、犯人を絞り込むエラリーの推理はさすが!

切ないラストは、読み終わった後にじわじわ広がっていきます。

≫ 不可能犯罪と切ないラスト「アメリカ銃の秘密」

⑦ シャム双子の秘密

山火事に遭遇し、山頂の屋敷に避難したクイーン父子。

火事がおさまるまで帰れないなか、屋敷の主人が殺害される。

彼の右手には、半分にちぎれたトランプが握られていた。

脱出不可能な状況で、クイーン父子が捜査をはじめるが…

ポイント

【国名シリーズ】で1番ポンコツなクイーン父子が見れる作品です。

山火事なら対処で活躍するクイーン警視と、推理以外は役立たずのエラリー。

ほかの作品とは違った一面を見られる作品です。

≫ シリーズ唯一のクローズドサークル「シャム双子の秘密」

⑧ チャイナ蜜柑の秘密

ホテルの1室でひとりの男性が殺された。

部屋は密室のうえ、部屋中のものが逆さまになっていた。

犯人はなんのために逆さまにしたのか?

シリーズNo.1のトリックを楽しめる作品。

ポイント

これぞミステリーな現場なので、ミステリー好きにはたまらない作品。

【国名シリーズ】No.1のトリックにも必見です。

≫ シリーズNo.1のトリック!「チャイナ蜜柑の秘密」

⑨ スペイン岬の秘密

岬にある別荘で、ひとりの男性が殺された。

ステッキを持ち、マントを羽織っていたが、その下は裸だった。

しかも同時に、別荘の主人の娘が誘拐されていた。

2つの事件の関係は?

事件を調べていたエラリーは、容疑者たちが隠している関係を徐々に明らかにしていく。

ポイント

徐々に明かされる、容疑者たちの隠された関係がめちゃくちゃ面白い作品。

終盤で明らかになった「ある事実」からのラストスパートは、読んでいて気持ちいいです。

≫ 犯人探しと容疑者たちの関係が面白い「スペイン岬の秘密」

おわりに

エラリー・クイーンの国名シリーズは、どこから読んでも楽しめるので、気になった作品から読んでみてください。

以下のページに、国名シリーズのおすすめランキングも紹介しています。

よければ参考にしてみてください↓

≫ 【エラリー・クイーン】国名シリーズの個人的おすすめランキング!

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