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おすすめ本まとめ

【森博嗣】おすすめシリーズと押さえておきたい作品を厳選して紹介

2022年8月29日

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  • 森博嗣さんのシリーズを読んでみたい
  • なにをどの順番で読めばいいかわからない…
  • 作品多すぎ…最低限押さえたい作品だけ教えて

こんな人向けに、森博嗣さんのおすすめシリーズと押さえておきたい作品を厳選して紹介します。

【森博嗣】おすすめシリーズと読む順番

森博嗣さんのシリーズは、以下の順に読むとばっちり楽しめます▼

  1. S&Mシリーズ【10作】
  2. Vシリーズ【10作】
  3. 四季シリーズ【4作】
  4. Gシリーズ(前半)【9作】
  5. Xシリーズ【6作】
  6. Gシリーズ(後半)【2作】

Gシリーズを前半と後半に分けているのは、以下の2点が理由です。

  • Gシリーズ後半に、Xシリーズとリンクしている作品がある
  • Gシリーズのみ未完

すべての作品を楽しむためにも、Xシリーズをあいだに挟むのがオススメです。

各シリーズの読む順番をまとめているので、読むときに参考にしてみてください▼

s-and-m-series
【森博嗣】S&Mシリーズ全10作の読む順番のおすすめはコレ!

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v-series
【森博嗣】Vシリーズ全10作の読む順番のおすすめはコレ!

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g-series
【森博嗣】Gシリーズ全11作の読む順番のおすすめはコレ!

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x-series
【森博嗣】Xシリーズ全6作の読む順番のおすすめはコレ!

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「百年シリーズ」を読むなら「四季シリーズ」のあとがおすすめ

以下の3シリーズは、「四季シリーズ」のあとに読むとより楽しめます▼

  • 百年シリーズ
  • Wシリーズ
  • WWシリーズ

ただ、ミステリーではなく近未来SFの物語なので、興味があれば読む、というスタンスでいいです。

「オメガ城の惨劇」はいちばん最後に読むと楽しめる

「オメガ城の惨劇」は、森博嗣さんのシリーズを読んできたからこそ楽しめる仕掛けが盛りだくさん。

完璧に楽しむためにも、いちばん最後に読むのがおすすめです。

押さえておきたい森博嗣作品おすすめ20選

40冊以上も読めないよ…

こんな人向けに、押さえておきたい作品を20冊厳選しました▼

  1. すべてがFになる
  2. 幻惑の死と使途
  3. 有限と微小のパン
  4. 黒猫の三角
  5. 魔剣天翔
  6. 捩れ屋敷の利鈍
  7. 赤緑黒白
  8. 四季 春
  9. 四季 夏
  10. 四季 秋
  11. 四季 冬
  12. φ(ファイ)は壊れたね
  13. λ(ラムダ)に歯がない
  14. 目薬α(アルファ)で殺菌します
  15. ジグβ(ベータ)は神ですか
  16. イナイ×イナイ
  17. ダマシ×ダマシ
  18. χ(カイ)の悲劇
  19. ψ(プサイ)の悲劇
  20. オメガ城の惨劇
20冊でも多い…

という方むけに、絞りにしぼったのがこちらの11作品▼

  1. すべてがFになる
  2. 赤緑黒白
  3. 四季 春
  4. 四季 夏
  5. 四季 秋
  6. 四季 冬
  7. λ(ラムダ)に歯がない
  8. ジグβ(ベータ)は神ですか
  9. ダマシ×ダマシ
  10. χ(カイ)の悲劇
  11. オメガ城の惨劇

こちらは「大筋が最低限わかる」くらいのレベルになっています。

ここからは、20作品のあらすじを紹介します。

① すべてがFになる

あらすじ

部屋から出てきたウエディングドレスを着た死体。

死体の両手両足は切断されていたのに、部屋は無人。

部屋の扉は何年も開いておらず、監視カメラにも侵入者の姿はない。

不可解な密室殺人の真相は?

「すべてがFになる」は、森博嗣作品の原点。

どの順で読むにしても、まずはここからですね。

② 幻惑の死と使途

あらすじ

ショーの最中に殺された天才マジシャン。

奇跡の脱出を見せてきた彼だが、霊柩車から遺体が消えてしまう。

もしかして、これは天才マジシャンが最後に仕掛けたマジック?

「幻惑の死と使途」は、読むとGシリーズが楽しめる作品です。

③ 有限と微小のパン

あらすじ

友人たちとテーマパークを訪れた萌絵。

昔、死体消失事件が起きたというテーマパークで、萌絵たちは事件に巻き込まれる。

事件の裏にいるのは、天才・真賀田四季。

「有限と微小のパン」は、S&Mシリーズ完結作。

「すべてがFになる」で登場した「真賀田四季」が再登場します。

最後の最後まで魅せてくれる展開は必見!

④ 黒猫の三角

あらすじ

年に1度、決まったルールで起こる殺人事件。

ルールに該当する女性に脅迫状が届き、彼女は探偵・保呂草に警護を依頼。

しかし保呂草たちの監視中に、依頼人が密室で殺害されてしまい…

Vシリーズの1作目。

主人公「瀬在丸紅子」も森博嗣さんのシリーズに欠かせない存在です。

紅子さんの鮮やかな謎解きがステキ

⑤ 魔剣天翔

あらすじ

アクロバット飛行中の2人乗り飛行機で起きた密室殺人。

撃たれたパイロットは後部座席にいたのに、後ろから撃たれていた。

いったい誰がどうやって撃ったのか?

以降のシリーズに登場するキーワードがいくつか出てきます。

⑥ 捩れ屋敷の利鈍

あらすじ

”メビウスの帯”の構造で作られた捩れ屋敷。

密室状態の屋敷の中で発見された死体。

たまたま屋敷にいた保呂草潤平と西之園萌絵が真相を探ることに…

S&MシリーズとVシリーズとのリンクを楽しめる1冊!

⑦ 赤緑黒白

あらすじ

マンションの駐車場で深夜に発見された、赤色に塗装された男性の死体。

「犯人はわかっているから証明してほしい」と、彼の恋人に依頼された保呂草。

次に見つかった死体は緑色に塗装されていて…

「赤緑黒白」は、Vシリーズ完結作です。

シリーズ内の謎が明かされたり、次の「四季シリーズ」につながるエピソードもあったりと、盛りだくさんの内容です。

⑧ 四季 春

あらすじ

5歳までに語学を、6歳までに物理と数学をマスターした真賀田四季。

ある日、四季は殺人事件に遭遇する。

この事件は彼女にどんな影響をもたらすのか?

「すべてがFになる」で登場するより前の、幼い真賀田四季を知れる作品です。

⑨ 四季 夏

あらすじ

13歳になった四季は、叔父と行った遊園地で誘拐されてしまう。

誘拐犯は誰で、四季はどうするのか?

真賀田四季が両親を殺害した事件の真相が語られる作品です。

⑩ 四季 秋

あらすじ

犀川創平と西之園萌絵は、四季ともう一度会うため、四季からのメッセージを読み解く。

四季のメッセージの意味は?

S&Mシリーズ、Vシリーズで登場した人物たちが多く登場し、登場人物たちの関係が明かされる作品です。

⑪ 四季 冬

あらすじ

生も死も、時間さえも超越する真賀田四季。

彼女はどこへ向かっていくのか?

完結編ではありますが、新たなシリーズの幕開けにもなる作品です。

⑫ φ(ファイ)は壊れたね

あらすじ

密室のなかで、背中に偽物の羽をつけてY字に吊るされた死体。

なぜか死体発見の一部始終が撮影されており、「φは壊れたね」という謎のタイトルがつけられていた。

S&Mシリーズの主人公「西之園萌絵」が大学院生となって再登場します。

⑬ λ(ラムダ)に歯がない

あらすじ

密室の研究所で発見された、4人の銃殺死体。

全員のポケットには「λに歯がない」と書かれたカードが入れられ、なぜか歯が抜かれていた。

誰がどうやって殺したのか?

西之園萌絵が、ついに過去の記憶を取り戻す作品です。

⑭ 目薬α(アルファ)で殺菌します

あらすじ

関西で見つかった、劇薬入りの目薬。名は「α」。

加部谷恵美が見つけた死体が握っていた目薬にも「α」の文字があった。

登場人物たちの関係が変化していく作品です。

⑮ ジグβ(ベータ)は神ですか

あらすじ

宗教団体の施設を訪れた加部谷恵美たち。

βという名の教祖。若い女性の死体。

真賀田四季の影に、加部谷恵美・西之園萌絵・瀬在丸紅子が近づいていく。

これまでのシリーズの重要人物が登場する作品です。

⑯ イナイ×イナイ

あらすじ

椙田事務所が扱っているのは美術品の鑑定。

ところが、事務所を訪れた女性が依頼したのは、彼女の兄を捜すことだった…

森博嗣さんのシリーズをここまで読んできた人なら、にやけること間違いなしの人物が登場するシリーズです。

⑰ ダマシ×ダマシ

あらすじ

女性から「ある男性に会いたい」と依頼を受けた小川。

女性はその男性と結婚したと思っていた。

けれど、婚姻届は未提出。そのうえ預金が消えていた…

Xシリーズ完結編。

なんで読むべきかは、読むとわかります。

⑱ χ(カイ)の悲劇

あらすじ

「すべてがFになる」の舞台となった研究所で、プログラマとして働いていた島田文子。

現在は香港を拠点とする会社にいる彼女は、動く密室で起きた殺人事件に遭遇する。

森博嗣作品のなかでも、1・2を争う衝撃の作品です。

⑲ ψ(プサイ)の悲劇

あらすじ

意味深な手紙を残して失踪した老博士。

1年後、失踪の手がかりを探すために老博士の関係者たちが入ったのは、彼の実験室。

そこには「ψの悲劇」という名の小説と、真賀田博士への返答とメモ書きされたノートが…

前作「χの悲劇」同様、なかなかの衝撃作です。

⑳ オメガ城の惨劇

あらすじ

孤島のオメガ城に招かれた男女7人。

うち1人は、サイカワ・ソウヘイ

島への移動手段は、1日1便の連絡船のみ。その上、招かれた理由も不明。

普通なら行かない条件なのに、彼らがオメガ城へ行った理由。

それは、招待状に「マガタ・シキ」の名があったから。

怪しさを感じつつ、1日目を終えた7人。

しかし、その夜に惨劇が…

あらすじですでににやけちゃう、ファン必見の作品です。

まとめ

森博嗣さんのおすすめシリーズと押さえておきたい作品を紹介しました。

シリーズを全部読むなら、以下の順に読むのがおすすめ▼

  • S&Mシリーズ【10作】
  • Vシリーズ【10作】
  • 四季シリーズ【4作】
  • Gシリーズ(前半)【9作】
  • Xシリーズ【6作】
  • Gシリーズ(後半)【2作】

押さえておきたい作品は、以下の20作品▼

  1. すべてがFになる
  2. 幻惑の死と使途
  3. 有限と微小のパン
  4. 黒猫の三角
  5. 魔剣天翔
  6. 捩れ屋敷の利鈍
  7. 赤緑黒白
  8. 四季 春
  9. 四季 夏
  10. 四季 秋
  11. 四季 冬
  12. φ(ファイ)は壊れたね
  13. λ(ラムダ)に歯がない
  14. 目薬α(アルファ)で殺菌します
  15. ジグβ(ベータ)は神ですか
  16. イナイ×イナイ
  17. ダマシ×ダマシ
  18. χ(カイ)の悲劇
  19. ψ(プサイ)の悲劇
  20. オメガ城の惨劇

大筋だけで知りたいときは、以下の11冊▼

  1. すべてがFになる
  2. 赤緑黒白
  3. 四季 春
  4. 四季 夏
  5. 四季 秋
  6. 四季 冬
  7. λ(ラムダ)に歯がない
  8. ジグβ(ベータ)は神ですか
  9. ダマシ×ダマシ
  10. χ(カイ)の悲劇
  11. オメガ城の惨劇

冊数は多いですが、森博嗣さんの作品はサクサク読めるので、ぜひ読んでみてくださいね。

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